全世界累計発行部数4400万部を誇る人気コミックスの実写化で、興行収入11億円を突破した2017年の大ヒット映画『東京喰種 トーキョーグール』。前作と同じく窪田正孝主演、新たに松田翔太、山本舞香を共演に迎えた『東京喰種 トーキョーグール【S】』が、7月19日より公開となる。このほど、窪田正孝演じるカネキに、山本舞香演じるトーカが武術のレクチャーをするトレーニングシーンのメイキング映像がお披露目となった。
メイキング映像は、窪田正孝演じるカネキに、山本舞香演じるトーカが武術のレクチャーをするトレーニングシーン。前作での戦いを経て、大切な人たちを守るために強くなりたいと望むカネキに、厳しくも熱心に稽古をつけるトーカ。シリアスなシーンではあるものの、舞台裏では笑顔で殺陣の段取りを確認し合う、仲睦まじい窪田と山本の姿が映し出されている。しかし、いざ撮影が始まると表情が一変。素早く蹴りやパンチをお見舞いするクールなトーカと、攻撃をかわしつつも最終的には悲痛な叫びを上げる成長途中のカネキとして、それぞれがキャラクターを熱演している。また、窪田の華麗なアクションリハーサル風景も。窪田の身体能力の高さはすでに知られるところとなったが、実は山本も、空手の黒帯を持つ実力者。劇中でも、共に自身でハードなアクションを多数こなし、戦うトーカにリアリティを持たせている。
また、本作ではカネキと最大の敵・月山(松田翔太)による“喰種vs喰種”の戦いが描かれているが、喰種同士の力の拮抗具合を表現するために、バトルシーンはあえて肉弾戦を重視。それゆえに、“動ける”俳優たちが織り成す格闘シーンはとにかく迫力満点。カネキとトーカの前に立ちはだかる月山役の松田も、多くのアクションに自身で挑戦している。本編では、そんなキャスト陣のアクションに、喰種特有の捕食器官にして戦いの際には強力な武器にもなる“赫子(カグネ)”の恐ろしくも美しいCGが合体。前作よりパワーアップしたCGとの相乗効果で、『東京喰種』の世界をリアルに体感することができる。
本作は、食物連鎖の頂点とされる人間を食らう種族・喰種(グール)が潜む街・東京を舞台に、人間でありながら喰種としての能力に目覚めたカネキ(窪田正孝)が、悩み葛藤しながらも人間と喰種の「共存」に向けて闘う姿を描く。
『東京喰種 トーキョーグール【S】』
7月19日(金)より全国ロードショー
監督:川崎拓也 平牧和彦
脚本:御笠ノ忠次
原作:石田スイ「東京喰種トーキョーグール」(集英社ヤングジャンプ コミックス刊)
主題歌:女王蜂「Introduction」(Sony Music Associated Records)
出演:窪田正孝 山本舞香 鈴木伸之 小笠原海 白石隼也 木竜麻生 森七菜 桜田ひより 村井國夫 知英 マギー ダンカン 栁俊太郎 坂東巳之助 松田翔太
配給:松竹
【ストーリー】 不慮の事故により、人を喰らわないと生きられない喰種(グール)と人間のハーフになってしまったカネキ(窪田正孝)は、二つの世界の狭間で葛藤しながらも、いまは喰種たちの駆け込み寺でもある喫茶店「あんていく」に身を寄せており、トーカ(山本舞香)らとともに生活をしている。そんな最中、「美食家(グルメ)」と呼ばれる喰種・月山(松田翔太)が「あんていく」を訪れる。月山を厄介者だと言い露骨に嫌な顔をするトーカは、カネキに「あいつとは関わらない方がいい」と釘を刺す。だが、月山は人間と喰種のハーフであるカネキの特殊な「におい」に目をつけ、カネキを「喰種レストラン」へ招き入れる。カネキVS月山…それぞれの【正義】がぶつかり合い、人間と喰種の共存を賭けた闘いがいま始まる。
©2019「東京喰種【S】」製作委員会 ©石田スイ/集英社