サンエックス株式会社の人気キャラクター「すみっコぐらし」の劇場アニメ化となる『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』が、11月8日より公開されることが決定した。併せて、特報映像とティザービジュアルがお披露目となった。
「すみっコぐらし」は2012年に、たれぱんだ、リラックマなどで知られるサンエックス株式会社から発売された大人気キャラクター。寒がりのしろくまや、自信がないぺんぎん、食べ残しのとんかつ、恥ずかしがり屋のねこなど、まるくて柔らかなフォルムで、すみっこを好む個性的なキャラクターが子どもから大人まで年齢や性別を超えた多くの人の心をとらえ、7周年を迎える今年「日本キャラクター大賞 2019」でもグランプリを受賞。いまもっとも勢いのあるキャラクターとして話題になっている。
劇場アニメは、“すみっコぐらしチーム完全監修”の新作ストーリーで、絵本の中に連れて行かれたすみっコたちの大冒険を描き、スペシャルな衣裳やアイテムとともに登場。さらに劇場版ならではの魅力的な新キャラクターも登場し、活躍を繰り広げる。
特報映像は、お気に入りの喫茶店の地下室に隠された不思議な絵本に、すみっコたちが吸い込まれて行くさまが映され、すみっコたちの新しい物語が始まる期待感に溢れた映像に仕上がっている。そしてティザービジュアルは、絵本のすみっこに並ぶすみっコたち、さらにページ隅に気になる新キャラクターが顔をのぞかせた愛らしいビジュアルとなっている。
監督は「磯部磯兵衛物語」、「アイドルマスター シンデレラガールズ劇場」のまんきゅう。脚本は「銀河銭湯パンタくん」、「タクシードライバー祗園太郎」の角田貴志(ヨーロッパ企画)。アニメーション制作は「がんばれ!ルルロロ」、「アグレッシブ烈子」のファンワークスが担当する。
さらに、7月12日より特典付き前売り券(ムビチケ)第1弾が全国の劇場にて発売。特典として、「映画すみっコぐらしパズルキーホルダー【第1弾】ひみつのコver.」が付属となる。同じくパズルキーホルダーの第2弾が9月に発売が予定されている。
■まんきゅう監督 コメント
アニメ業界の「すみっこ」にいる自分が、本作の監督をやらせて頂く運びになり、非常にご縁を感じております。「すみっコ」たちの魅力を原作ファンの皆さんはもちろん、たくさんの方々に伝えられるように、スタッフ一同「すみっコぐらし」と日々向き合っています。公開日を楽しみにしていて下さい!
■角田貴志(ヨーロッパ企画)(脚本) コメント
すみっコたちが映画になってくれるのか?はじめは少し心配でしたが、みんなで一から考えて、想像以上の冒険…いや、大冒険になりました。いつもどおりのすみっコたちを、いつもとちょっとちがうすみっコたちをお楽しみください。
『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』
11月8日(金)より全国ロードショー
監督:まんきゅう
原作:サンエックス
脚本:角田貴志(ヨーロッパ企画)
美術監督:日野香諸里
アニメーション制作:ファンワークス
配給:アスミック・エース
【ストーリー】 ある日の午後、お気に入りの喫茶店「喫茶すみっコ」へとやってきたすみっコたち。おなかをすかせて注文した料理を待っていると、突然、地下室から物音が。「地下室のすみっこに誰かいる…?」みんなで中に入って行くと、そこには一冊のとびだす絵本。ひどくボロボロで、ページの大事なところがなくなっている。桃太郎のお話のページには背景があるだけで、おじいさんもおばあさんもいない。すると突然、大きな影が現れて、えびふらいのしっぽが絵本にすいこまれてしまう!すみっコたちがおっこちた物語の世界にいたのは…新しいすみっコなかま?
©2019 日本すみっコぐらし協会映画部