官邸最大のタブーを暴く!玉山鉄二主演の政治サスペンス「連続ドラマW トップリーグ」10月放送

「震える牛」のベストセラー作家・相場英雄の政治サスペンスを、玉山鉄二主演で映像化した「連続ドラマW トップリーグ」が、WOWOWプライムにて10月より放送されることが決定した。

“トップリーグ”とは、総理大臣や官房長官、与党幹部に食い込んだごく一部の記者を指す。大和新聞記者・松岡直樹は、入社15年目にして政治部へ異動になり官房長官番となり、破竹の勢いでトップリーグへと上り詰めた。一方、松岡と同期入社だった酒井祐治は、現在大手出版社で週刊誌のエース記者として活躍している。そんな酒井が「都内の埋立地で発見された旧紙幣1億5千万円」の真相を追ううちに、日本史上最大の疑獄事件が浮かび上がる。「命の保証はないぞ」と言われる、政界の深い闇に切り込んだ二人の男の運命は…。

主人公の大和新聞記者・松岡直樹を演じるのは玉山鉄二。“トップリーグ”と呼ばれる総理大臣や官房長官、与党幹部に食い込んだごく一部の記者を演じる。原作は、食肉偽装問題など食の安全を問う「震える牛」、巨大企業の不適切会計問題を描いた「不発弾」など、社会のタブーに見事に切り込みその闇をえぐりだす小説で注目を集める相場英雄。本作では、首相官邸を舞台に、現在の日本が抱える問題を浮き彫りにしながら、昭和史に残る一大疑獄事件の謎に迫り、官邸最大のタブーに鋭くメスを入れていく。

■玉山鉄二(松岡直樹役) コメント
Q:脚本を読まれた際の感想、撮影に向けての意気込み。
あくまでもフィクションですが、文字から溢れ出るリアリティ、生々しさ、WOWOWの攻めている姿勢が、今後のドラマコンテンツのあり方を大きく左右する、そんな作品になると思います。私自身もそんな作品に携われる事を誇りに思い、身が引き締まる思いです。

Q:この映像化を通じて届けたい想いや、視聴者の皆様へメッセージ。
間違いなく問題作?話題作!政治の闇、記者の闇、収賄、贈賄、汚職、忖度、不審死、様々な事件が私達を翻弄し、頭の片隅に違和感を残す作品になると思います。デリケートな作品なだけに丁寧に、真摯に演じたいと思います。

■相場英雄(原作者) コメント
Q:「トップリーグ」がWOWOWでドラマ化されることについてのお気持ち。
「震える牛」、「血の轍」、「不発弾」に続きWOWOWで映像化していただくのは本作で4度目。地上波や製作委員会方式の映画ではできない“際どい”、“危険な”原作を直球勝負で料理していただくのは著者冥利に尽きます。ドラマでは原作にはないシーンを加えていただき、さらにストーリーに深みと奥行きを出していただけると確信しています。一般の視聴者が知らない永田町の奥の奥や裏事情を、映像を通じて知ってもらえたら幸いです。

Q:主演・玉山鉄二さんについての印象や期待したいポイント、脚本を読んでドラマに期待すること。
様々なドラマで主役を張ってこられた実力派にご出演いただけることは、嬉しいの一言。生真面目で曲がったことが大嫌いな「松岡記者」が、永田町の網に絡め取られていく様を体当たりで演じていただけたらと思います。原作者自身、「取材者としてブレない」と決めたはずが、永田町ではズブズブにされました。得体の知れない闇に沈む様を演じきってください。脚本の篠﨑絵里子さんも本作で3度目のお仕事。ドラマの見せ場を熟知されているので、原作を凌駕するストーリーを紡いでくださると確信しています。

「連続ドラマW トップリーグ」
10月より、WOWOWプライムにて放送スタート(全6話)
監督:星野和成 中前勇児
脚本:篠﨑絵里子
原作:相場英雄「トップリーグ」「トップリーグ2 アフターアワーズ」(ハルキ文庫刊)
音楽:羽岡佳 石毛駿平
出演:玉山鉄二

【ストーリー】 大手在京新聞社・大和新聞の経済部に勤める松岡直樹(玉山鉄二)は、1年という約束で政治部への異動を告げられる。「港区の埋立地で金庫が発見されましたが、近藤官房長官はどう感じられましたか?」。初めての官房長官定例会見でルールを無視し質問を投げた松岡は近藤官房長官の目にとまり、トップリーグへと上り詰めていく。一方、かつて松岡の同期だった酒井祐治は週刊誌の記者として埋立地で発見された金庫の真相を追っていた。そんな中ある強盗事件が発生。被害者は酒井が金庫の件で取材したばかりの相手で…。記者として別々の道を歩いていた松岡と酒井。二人が10年ぶりに再会したことで永田町を揺るがす官邸最大のタブーが暴かれていく。