ギャスパー・ノエ監督作 ドラッグにより絶頂に達した者たちの地獄絵図を描く『CLIMAX クライマックス』11月公開!

第71回カンヌ国際映画祭「監督週間」で初上映され、賛否が真っ二つに分かれた中で「国際アート・シアター連盟賞」を受賞した、ギャスパー・ノエ監督作『CLIMAX クライマックス』が、11月1日より公開されることが決定し、併せて、第1弾ポスタービジュアルがお披露目となった。

1996年のある夜、有名な振付家の呼びかけで選ばれた22人のダンサーたちが人里離れた建物に集まり、アメリカ公演のための最後のリハーサルをしている。激しいリハーサルを終え打ち上げパーティを始めたダンサーたちは、大きなボールに注がれたサングリアを浴びるように飲んでいた。しかし、そのサングリアにはLSD(ドラッグ)が混入しており、ダンサーたちは、次第に我を忘れトランス状態へと堕ちていく。エクスタシーを感じる者、暴力的になる者、発狂する者。一部の者にとっては楽園だがほとんどの者にとっては地獄の世界と化していくダンスフロア。一体誰が何の目的でサングリアにドラッグを入れたのか?そして、理性をなくした人間たちの狂った饗宴はどんな結末を迎えるのか?

『カノン』『アレックス』『エンター・ザ・ボイド』『LOVE3D』など、作品数は多くはないものの、新作のたびにその実験的な試みと過激描写で世界中を挑発し続けてきた鬼才ギャスパー・ノエが3年ぶりに放つ最新作。出演は『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』、『華氏451』のソフィア・ブテラ以外は各地で見出したプロのダンサーたち。音楽は、ダフト・パンク、ザ・ローリング・ストーンズ、セローン、エイフェックス・ツインなどが使用される。演技経験のないプロダンサーによる度胆をぬくパフォーマンスとダフト・パンクらが手がけたエレクトロミュージック、そして、全編を通して多用される長まわし撮影で、ドラッグにより次第に充満していく地獄絵図を鮮烈に映し出す。

第1弾ポスタービジュアルには、充満していくドラッグにより絶頂(クライマックス)に達した者たちの姿が写し出されている。愛し合う者、泣き叫ぶ者、踊り狂う者など絶頂の達し方は様々だが、壮絶な狂乱の一夜を過ごしたことが容易に想像できる。

『CLIMAX クライマックス』
11月1日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか公開
監督・脚本:ギャスパー・ノエ
出演:ソフィア・ブテラ ロマン・ギレルミク スエリア・ヤクーブ キディ・スマイル
配給:キノフィルムズ 木下グループ

【ストーリー】 1996年のある夜、有名な振付家の呼びかけで選ばれた22人のダンサーたちが人里離れた建物に集まり、アメリカ公演のための最後のリハーサルをしている。彼らの集まる建物には電話がない。山奥のために携帯も通じない。そして、外では雪が降っている。公演前の最後の仕上げともいうべき激しいリハーサルを終え、打ち上げパーティを始めたダンサーたちは、爆音ミュージックに体を揺らしながら、大きなボールになみなみと注がれたサングリアを浴びるように飲んでいた。しかし、そのサングリアにはLSD(ドラッグ)が混入しており、ダンサーたちは、次第に我を忘れトランス状態へと堕ちていく。エクスタシーを感じる者、暴力的になる者、発狂する者。一部の者にとっては楽園だがほとんどの者にとっては地獄の世界と化していくダンスフロア。一体誰が何の目的でサングリアにドラッグを入れたのか?そして、理性をなくした人間たちの狂った饗宴はどんな結末を迎えるのか?

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