地球上に潜伏するエイリアンの監視・取り締まりを任務とする、黒いサングラスと黒いスーツがトレードマークの秘密組織MIBエージェントの活躍を描いた人気SFアクションシリーズ『メン・イン・ブラック』。その待望の最新作となる、クリス・ヘムズワース、テッサ・トンプソン、リーアム・ニーソン共演の『メン・イン・ブラック:インターナショナル』が、6月14日より日米同時公開される。このほど、現地時間6月11日に米ニューヨークのAMCロウズ・リンカーン・スクエアにてワールドプレミアが開催され。キャストのクリス・ヘムズワース、テッサ・トンプソン、レ・ツインズ(ラリー・ブルジョア、ロラン・ブルジョア)、クメイル・ナンジアニ、レイフ・スポールが登壇した。
▲(左から)ロラン・ブルジョア、クリス・ヘムズワース、テッサ・トンプソン、クメイル・ナンジアニ、ラリー・ブルジョア
会場は、これまでの『MIB』シリーズの舞台であり、組織が本部を構えるニューヨーク。MIBのトレードマークであるブラック・スーツにちなんだ、漆黒のブラック・カーペットが敷き詰められた壮観なプレミア会場に、ドルチエ&ガッバーナのペイズリー柄ブラック・スーツのクリス・ヘムズワースと、肩の派手なデコレーションとロダルテのシルバードレスを煌めかせたテッサ・トンプソンのコンビを筆頭に、二人を追い詰めるエイリアン役を演じる、双子の世界的ダンサー“レ・ツインズ”ら豪華キャストが登場。全世界待望の最新作が世界初お披露目になるとあって、公開を待ちきれず会場に殺到したファンからは「クリス!クリス!」のコールが鳴りやまないほど熱気にあふれ、キャスト・スタッフはそんな熱烈なファンとの交流をたっぷり楽しみながら、多数の報道陣の取材を精力的にこなした。
クリス・ヘムズワースは「僕はオリジナルシリーズの真のファンとして、リブート作品でもリメイク作品でもなく、あの世界をさらに広げていくというのは最高のビッグチャンスだった。僕が映画館に行くのも、役者になったのも、冒険やコメディを楽しむためで、これはまさにそういう作品なんだ。テッサが中心になって活躍していることで、新鮮な作品になっていると思う。そしてテッサ以上に、この役にふさわしい人はいないよ。(テッサとは)『マイティ・ソー バトルロイヤル』で初めて会った時から意気投合したんだ。彼女が出演するということが、僕にとっては大きなインセンティブだったし、アドリブもたくさんできたし二人のケミストリーも活かすことができた」とMIBシリーズへの参加に喜び、テッサとの共演についてもコメントした。
そしてテッサ・トンプソンも「オリジナルシリーズと同じスピリットを継続していきたかったの。クリスと私は、かなりの大役を引き継いでいるわけだけど、グローバルなスケールになって、新しいエイリアンやガジェットもたくさん登場するし、作品に新鮮なダイナミックさを加えていると思う。MIBには昔から女性エージェントはいたけれど、女性主人公はいなかった。それも新しく独創的な点ね。クリスと何年か共演した今では彼のことが好きだってはっきりわかっているわ。すごく優しくて、役者としてもすごく寛大で、素敵な家族のことを心から愛している人。仕事の面だけでなく、そうしたことすべてで尊敬すべき人なの。私たちはどんなことでも試せる関係だと思うわ。『今あなたがやったこと、今一つだった』って言える関係(笑)。そういう率直な関係から、いいものが生まれるといいな、と思ってるの」とクリスとの互いの信頼と、MIBシリーズの進化に自信を見せた。
その新エージェントコンビの前に立ちはだかるエイリアンを演じたレ・ツインズも「ものすごくセクシーなエイリアンだよ。(完成した映画を観て)大画面の前に座って言葉も出なかったよ。この瞬間を待っていたんだ、ありがとう!」(ラリー)、「彼が言う通り。役に入り込むあまり、自分たちにもスーパーパワーがあると思いこんだよ」(ロラン)と世界的人気シリーズのプレミアイベントに興奮を隠せない様子。さらに、クリスと家族ぐるみの付き合いである親友マット・デイモンもこの晴れの舞台に駆け付けるなど、世界を魅了し続けるMIBシリーズさながらのサプライズもあり会場は大盛り上がり。日米同時公開を迎えるに相応しい大興奮のワールドプレミアとなった。
▲マット・デイモン(左)
『メン・イン・ブラック:インターナショナル』
6月14日(金) 全国ロードショー
監督:F・ゲイリー・グレイ
脚本:マット・ホロウェイ アート・マーカム
出演:クリス・ヘムズワース テッサ・トンプソン リーアム・ニーソン エマ・トンプソン レベッカ・ファーガソン
日本語吹替版キャスト:今田美桜 杉田智和 高島雅羅 磯部勉 上田燿司 朴璐美 後藤光祐 谷昌樹 玄田哲章
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
【ストーリー】 ブラック・スーツとサングラスに身を包み、地球上に生息するエイリアンが犯罪や侵略行為を行わないように監視・取り締まりを任務とする最高機密機関「メン・イン・ブラック」(MIB)。エリート新人女性エージェントM(テッサ・トンプソン)は、イケメンだけどチャラ男風の先輩エージェントH(クリス・ヘムズワース)とタッグを組み、ロンドン支部でMIB内部に潜伏するスパイを摘発するという初ミッションに挑む。だが、行く先々でスパイ側が先手を打ち、二人を抹消する裏工作が始められていた。逆にMIBに追われる身となり、追い詰められて行く二人だが…。