『X-MEN』(2000)以来6作品が製作され、ミュータントたちと世界を危機に陥れる強大な敵の時空を超える壮絶な戦いを描く『X-MEN』シリーズ。その最新作『X-MEN:ダーク・フェニックス』が、6月21日より公開となる。このほど、6月10日に名古屋のミッドランドスクエア シネマにて完成披露試写会が行われ、X-MENのファンであるBOYS AND MENの吉原雅斗が登壇した。
上映前に、本作と愛知県警察がタッグを組んで作られた、車や自転車の夜間のライト点灯を促す「ライト・オン運動」を啓発するタイアップポスターのお披露目があり、そのポスターを持って壇上に現れたのは、名古屋が誇るエンターテイメント集団、BOYS AND MENのメンバーであり、X-MENをこよなく愛する吉原雅斗。吉原はお気に入りの、目から破壊光線を出すキャラクター“サイクロップス”になりきったコスチュームに身を包み、サングラスを外して観客席に“熱い”視線を送ると会場内からは盛大な声援や拍手が巻き起こった。
吉原は、愛知県警察の広報大使を務めるBOYS AND MENのメンバーとして、「愛知県を明るくして事故を減らしていこうという運動と、今回のX-MENのストーリーがうまく合わさったとても良いタイアップ。広報大使としてどんどん宣伝したいです」とコメント。トークセッションに移り、一足早く新作を観た感想を訊かれると、「もう最初から裏切られました。期待を超えるという意味で。冒頭の宇宙ミッションのシーンから釘付けでした。宇宙、そしてジーンが覚醒に至る描写などもすごく美しかったです」と興奮気味に語り出し、またX-MENの魅力について「小学生の時に初めて見てはまりました。当時はわかりませんでしたが、様々なキャラの能力描写だけ見ていても楽しかった。大人になって人間とミュータントの互いの正義、そして衝突というテーマを理解できてさらにはまりました」と語った。
また、様々な特殊能力を持つX-MENにちなみ、「憧れる特殊能力は?」と訊かれると、「ナイトクローラーの能力がいいですね。どこでも行けちゃう。しかも、本作で結構活躍するんですよ。普段優しくて大人しいのに、やるときは凄い力を発揮するところなんて憧れますね」と述べ、さらに「ストームもいい。天候を自由に操れるなんて、この仕事してたら欲しい能力。屋外イベントの時の雨とかを晴れさせるんですよ?(笑)」とも答えた。
イベントの最後には本作の大ヒット祈願セレモニーが行われ、壇上にはこの日のために用意された“X-MEN仕様”の愛知県産「三河だるま」が登場。会場全体が注目する中、映画の大ヒットを願いながら力強く目を描き入れた吉原は、「赤い目はサイクロップスや“覚醒”をイメージさせてかっこいいですね。大ヒットして、次は右目に目を入れたいです!」 とコメントし、イベントを締めくくった。
『X-MEN:ダーク・フェニックス』
6月21日(金)全国ロードショー
監督:サイモン・キンバーグ
出演:ソフィー・ターナー ジェームズ・マカヴォイ マイケル・ファスベンダー ジェニファー・ローレンス ジェシカ・チャステイン
日本語吹替版キャスト:能登麻美子 木村良平 内田夕夜 三木眞一郎 牛田裕子 浅沼晋太郎 志田有彩 内山昂輝 吉野裕行 浅野真澄
配給:20世紀フォックス映画
【ストーリー】 X-MENリーダー、プロフェッサーXの右腕としてメンバーからの信頼も厚い優等生ジーン・グレイ(ソフィー・ターナー)は、ある日、宇宙ミッションでの事故でダークサイドが増幅、抑え込まれていたもう一つの人格<ダーク・フェニックス>を解き放ってしまう。それは制御不能な最大の悪となり、ジーン自身にもコントロールできず暴走。地上の生命体が全滅しかねない、かつてない危機が訪れる。X-MENは世界の滅亡を止めるためには仲間のジーン=<ダーク・フェニックス>を殺すしかなく思い悩むがもとより、最強と化した彼女に立ち向かう術はなかった。ジーンは世界を、X-MENを破滅させてしまうのか?
©2019 Twentieth Century Fox Film Corporation