片寄涼太&川栄李奈の歌唱に合わせた、港とひな子のかわいいデートシーン映像『きみと、波にのれたら』

『夜は短し歩けよ乙女』(2017)で日本アカデミー賞最優秀アニメーション賞受賞、『夜明け告げるルーのうた』(2017)ではアヌシー国際アニメーション映画祭長編コンペティション部門でクリスタル賞(グランプリ)を受賞した湯浅政明監督による長編オリジナル最新作アニメ『きみと、波にのれたら』が、6月21日より公開される。このほど、片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)と川栄李奈の歌唱に合わせた、港とひな子のかわいいデートシーンが満載の本編映像がお披露目となった。

本作は、正義感が強い消防士の雛罌粟港(ひなげしみなと)と、サーフィンが大好きな大学生の向水(むかいみず)ひな子の物語。声優には、ダブル主演を務める片寄涼太と川栄李奈、さらに、松本穂香、伊藤健太郎と最旬豪華キャストが集結。物語のキーとなる主題歌には、GENERATIONS from EXILE TRIBEの「Brand New Story」が書き下ろされた。

本編映像は、消防士の青年・港(声:片寄涼太)とサーファーの大学生ひな子(声:川栄李奈)のかけがえのない時間を切り取ったもの。一緒にサーフィンをしたり、ハンバーガー屋では二人で思いっきり大きな口でほおばったり、ドライブに水族館、さらには海沿いの桟橋では夕陽に見守られながらのキスなど、さわやかでキュンキュンするようなデートシーンが満載だ。

そのラブラブっぷりを加速させているのが、片寄と川栄が一緒に歌う「Brand New Story」。主題歌であり、劇中では二人の思い出の曲でもある「Brand New Story」の歌唱シーンは、もともと別々に収録されるはずだったが、「二人で歌った方が、良い空気感になるんじゃないかとイメージしていた」という片寄のアイディアで川栄と一緒に歌うことに。ところどころ照れ笑いを抑えられなかったり、完璧すぎないメロディだったり、現場の空気感がそのまま伝わってくるような歌に、湯浅監督も「良い意味で生っぽい、幸せな恋人同士が本当に楽しそうに歌っている場面になっている」と大絶賛。映画のストーリーは港とひな子の運命が“切ない展開”を迎えることがすでに明かされているが、本シーンでは二人の歌と物語が合わさって、初々しさや幸福感に満ちた最高に甘い映像となっている。

また、生き生きとした海や波の動きがみられるサーフィンのシーンや、夕焼けが映える海辺の桟橋など、『夜明け告げるルーのうた』の湯浅監督だからこそ表現できた夏の刹那感をひしひしと感じさせる映像美も、本作の大きな見どころの一つ。湯浅監督が「したたかに生きなければという世の中で、純粋な主人公を波にのせてあげたいと思った」と語るように、自信を持てずにいる人たちの背中をそっと押すような物語が完成した。

『きみと、波にのれたら』
6月21日(金)全国ロードショー
監督:湯浅政明
脚本:吉田玲子
音楽:大島ミチル
主題歌:GENERATIONS from EXILE TRIBE「Brand New Story」
声の出演:片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE) 川栄李奈 松本穂香 伊藤健太郎
配給:東宝

【ストーリー】 小さな港町へ越してきたひな子(声:川栄李奈)は、サーフィンが大好きで、波の上では怖いものなしだが自分の未来については自信を持てずにいた。ある火事騒動をきっかけに、消防士の港(声:片寄涼太)と偶然出会い、恋に落ちる。お互いがなくてはならない存在となった二人だが、港は溺れた人を助けようとして、海で命を落としてしまう。大好きな海が見られなくなるほど憔悴するひな子。そんなある日、ひな子が二人の思い出の歌を口ずさむと、水の中に港が現れる。「ずっとひな子のこと助けるって約束したろ?」死んだはずの港と再び会えたことを喜ぶひな子だが…。奇跡がもたらした二人の恋の行方は?そして、港が再び姿を見せた本当の目的とは?

©2019「きみと、波にのれたら」製作委員会