早見あかり&松井玲奈、絶対に許せない男性は「自分の大切な人を、大切にしてくれない人」『女の機嫌の直し方』完成披露試写会レポート

「妻のトリセツ」で話題のAI研究者・黒川伊保子のベストセラーを原案に、早見あかり主演、平岡祐太共演で映像化した『女の機嫌の直し方』のドラマ版が3月16日より日本テレビにて放送開始(全3回)、映画版が6月15日より公開される。このほど、5月22日にスペースFS汐留にて、本作の完成披露試写会が行われ、キャストの早見あかり、平岡祐太、松井玲奈、佐伯大地、有田駿介監督が登壇した。

早見は脚本を読んだ感想について、「なぜこの情報を今まで知らなかったのか。今まで起きてきた男女トラブルを未然に防げたのではないか?」と思ったそうで、「私も感情の浮き沈みが激しい。自分が何でイライラしているのか分からないことがある。それが明確に言葉にされている脚本を読んだ時に、イライラしている理由はこれだったんだ」と理解したという。「男性がなぜこんなにイライラさせるのか、女性がなぜイライラしてしまうのかが言葉として明確になると笑えちゃう。相手に求めるだけじゃなくて、許容する心も必要」だということを、本作から悟ったことを明かした。

続けて松井も「自分の感じていた感情はこの言葉がフィットするんだというのが良く描かれていて、こんなに納得しながら脚本を読んだのは初めて」とコメントしたが、いまいちピンときていない男性陣に対して、「もっと分かってもらえるはずだったんですけど(笑)」と笑顔で攻め立てた。

劇中で女性から男性へのイエローカード、レッドカードという言葉が出てくることにちなみ、“絶対に許せない男性の言葉や行動”を聞かれた女性陣。早見が「自分の家族や大切な人を、大切にしてくれない人」と答えると、松井もこれに同調し、「『お前の友達ブスだな』、とか言われたくない」と述べると、男性陣から「そんな人いますか!?」と抗議されて会場から笑いが起こった。

対して男性陣には、「今思えばレッドカードだった」と思うことを聞かれ、佐伯は「既読無視をしてしまう。こっちとしては、既読がついてるからOKだろう」と思ってしまうことを告白。続けて平岡は、女性の話をずっと聞いていて、最後に「で、オチは?」と言ったことがあるそうで、「その時は逆ギレされた(笑)」ことを明かしていた。

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『女の機嫌の直し方』
連続ドラマ:3月16日(土)~3月30日(土)、日本テレビにて放送(全3回)
深夜24時55分~25時25分放送
映画:6月15日(土)よりユナイテッド・シネマアクアシティお台場ほか全国順次公開
監督:有田駿介
原案:黒川伊保子「女の機嫌の直し方」(集英社インターナショナル刊)
脚本:蛭田直美
脚本協力:横澤夏子
音楽:吉川慶
出演:早見あかり 平岡祐太 松井玲奈 佐伯大地 水沢エレナ 前田公輝 朝加真由美 原日出子 金田明夫
配給:よしもとクリエイティブ・エージェンシー

【ストーリー】 大学でAIの研究をしている真島愛(早見あかり)は、「男女脳の違いによる女の機嫌の直し方」をテーマに卒評論文を執筆中。データ収集のため、“男女トラブルの宝庫”結婚式場でアルバイトすることに。上司となった熱血ウェディングプランナー・青柳誠司(平岡祐太)とともに、あるカップル(松井玲奈、佐伯大地)の結婚式を担当するが、その会場のあちらこちらで男女トラブルが勃発!「結婚やめる!」と新婦が泣き、「余興やりたくない!」と同僚女子が叫び、親戚夫婦には熟年離婚の危機!ついには嫁姑のバトルまで…!果たしてこの結婚式、笑顔でお開きにできるの!?ドタバタ劇は、涙、涙の、感動のフィナーレへ!

(C)2019「女の機嫌の直し方」製作委員会