久保田悠来と岩永徹也の悪ふざけ満載!『明治東亰恋伽』「明治東亰キネマ倶楽部in明治村」トークショーレポート

2011年に携帯アプリ配信版からスタートした大人気恋愛ファンタジーゲームを実写化した、伊原六花、BOYS AND MENの小林豊らの共演で贈る映画『明治東亰恋伽』(めいじとうきょうれんか)が、6月21日より公開される。このほど、5月18日に明治村 呉服座にて、本作と「博物館 明治村」がコラボレーションしたキャンペーンイベントの第二弾となる「明治東亰キネマ倶楽部in明治村」が行われ、トークショーに藤田五郎役の久保田悠来と小泉八雲役の岩永徹也が登壇した。

作品の舞台である明治村で多くのファンに迎え入れられ登場した久保田と岩永。久保田は「腰ばきの久保田悠来です」、岩永は「ハイウェストの岩永徹也です」とお互い衣装の着こなしを交えて挨拶し、トークショーは始まった。

最初に、明治村での同じシーンが多かったお互いの初対面の印象について質問されると、久保田は5年前に出会ったときはまだ岩永が小さかったと全くの嘘発言をする。しかし岩永も久保田の発言に乗っかって答え、ここからトーク内容が作品からどんどん脱線していく。

撮影の思い出について、撮影中に二人で「ひまつぶしにひつまぶし」を食べに行ったこと、全員で撮影したのは撮影期間中一日しかなく、撮影分量が多いため待ち時間で二人のシーンが撮影できないかと考えていたが、かなり夜遅くに撮影することになったこと、主演の伊原が同撮影のときにいろいろな差し入れをしてくれて、それが撮影に臨むときのモチベーションになっていたことなどを明かした。

次に岩永が「共演者で印象に残っている人は?」という質問に、人に対して興味がないので共演者の印象があまり残っていないと答えると、久保田は自分の印象もないのでは?と心配の様子。それに対して岩永は、久保田が過去に演じた「メロン兄さん」の役の印象を語り、自分がクイズ好きであるという話とともに、「クイズに出そうなことだけ、覚えている!」とコメントし会場を沸かせた。

その後、作品の設定から、「もしタイムスリップするなら共演者で誰と一緒がいい?もしくは誰は嫌?」との質問に、久保田は即答でチャーリー役の小林だけは嫌であると答える。その理由として、自分は静かにしたいのに小林は自ら自分の存在をアピールして騒がしいと、小林の物まねをしながら説明。岩永は、撮影期間中に差し入れをしてくれた伊原が一緒だと良いと回答した。

続いて、今後のドラマ、映画の見どころについて聞かれると、岩永は「小泉八雲」が「大泉七雲」になる、久保田は「藤田五郎」が「藤山四郎」になるので期待してほしいと悪乗り状態でコメント。映画については、二人が出演したシーンはアドリブ満載なのでそれを期待してほしいと笑いを交えながらまじめに語った。

最後に、二人は6月の劇場イベント開催情報をイベント参加者に伝え、登壇者2名のサイン入りポスターが当たるプレゼント抽選会では会場を大いに盛り上げ、トークショーは終了した。

映画『明治東亰恋伽』
6月21日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次公開
ドラマ:テレビ神奈川ほか全国8局にて放送中&U-NEXTにて独占配信中
監督:副島宏司
原作:「明治東亰恋伽」MAGES./LOVE&ART
脚本:おかざきさとこ
主題歌:KENN「彼ハ誰ノ空」(5pb.Records)
出演:伊原六花 小林豊 宮崎秋人 岩永徹也 松島庄汰 とまん 山崎大輝 髙橋真佳把 久保田悠来 

【ストーリー】 ごく普通の女子高生である主人公・綾月芽衣(伊原六花)は、赤い満月の夜に出会った自称・奇術師、チャーリー(小林豊)の手によって明治時代へとタイムスリップ。そこは物の怪の存在が認められている、少し不思議な明治時代の“東亰”。チャーリーの導きにより、たどり着いたのは鹿鳴館。パーティーに忍び込んだ芽衣を待ちうけていたのは、森鴎外(宮崎秋人)をはじめ、菱田春草(髙橋真佳把)、川上音二郎(山崎大輝)、泉鏡花(とまん)、藤田五郎(久保田悠来)、小泉八雲(岩永徹也)といった歴史上の人物達。彼らとの出会いでタイムスリップした事実を認めざるをえない芽衣。パーティーの途中にチャーリーとはぐれてしまい、時代に合わない姿を藤田五郎に問い詰められているところを森鴎外に助けられる。行くあてのない芽衣は彼の自宅へ向かうことに。その夜、芽衣のもとにチャーリーが訪れ、現代に戻れるのは一ヶ月後の満月の夜であると告げられる。少し不思議な明治時代の“東亰”で戸惑いながら、鹿鳴館で出会った明治の好男子たちとの再会により、自分が明治時代で珍重される「魂依(たまより)」という、物の怪の姿を視ることができる能力があることに気付く。現代とは違い、ありのままの自分で生きられる明治という時代に惹かれていく。果たして芽衣は元の時代に戻れるのか、それとも…。時空を越えた恋物語が今、幕が上がる!

© MAGES./LOVE&ART ©ドラマ/映画「明治東亰恋伽」製作委員会