佐野勇斗「是非来てください!」歌舞伎町でのフリーライブイベントを告知『小さな恋のうた』一般試写会 レポート

20年経った今もなお、世代・性別を問わず愛され、歌われ続けるMONGOL800の名曲を基にした、佐野勇斗主演の映画『小さな恋のうた』が、5月24日より公開される。このほど、5月16日によみうりホールにて一般試写会が行われ、キャストの佐野勇斗、森永悠希、橋本光二郎監督、森井輝プロデューサーが登壇した。

よみうりホールの一般試写会の終了後、佐野、森永、橋本監督、森井プロデューサーが客席後方からサプライズで登場。登場に驚く観客たちの歓声に4人は笑顔で応えながら舞台に登壇した。

兼ねてからキャスト未発表での完成披露試写会、主要キャストの各地試写会へのサプライズ登壇や、「はいさいフェスタ2019」での世良公則、キヨサク(MONGOL800)のサプライズ登場など、お客さんへのサプライズ演出が続いていた本作。佐野は「今日はサプライズ登壇ということで緊張してますが、この場に登壇できて本当に嬉しいです。すごく感動してます!」と感慨深げに挨拶。森永は「他のキャストがみんな色々なところを回っているなか、やっと来れました!上映直後なので、感動で泣いてらっしゃる方もいて、皆さんの熱量を感じています」と登壇の喜びを語った。

数あるおすすめのシーンの中でも、大勢のエキストラを前に屋上でバンド演奏するシーンがとくに好きだという佐野。森永は「あのシーンはエモかったですね~(笑)。エキストラの方々と一丸となって盛り上がれたシーンです」と、橋本監督は「爽やかなシーンですが、日が昇る前から準備して夕方くらいまで、ずっと歌い続けの撮影日だった」と苦労も語った。

バンドメンバーの中でも唯一バンド経験者だった森永。「みんなは初めてで大変だったのでは?」という森永の問いに、佐野は「大変でした!劇中で森永くんに怒られるシーンもあるけど、リアルに怒られてましたね(笑)」と練習を振り返った。そんなキャストたちを親の心境で見守っていたという森井プロデューサー。佐野は「森井さんの優しさに僕らは何度も救われました。一緒に卓球もやりました(笑)」と仲睦まじい撮影秘話も明かした。

最後に、森永は「いろんなところに映画を広めていただき、この一つの作品をみなさんの力で大きな木にしてもらいたいです!」とアピールし、佐野は「公開1日前の5月23日、新宿歌舞伎町でフリーライブします!ゲリラライブのような感じで楽しいライブになると思うので、みなさん是非来てください!」と公開前夜祭フリーライブイベントを発表。佐野、森永、MONGOL800のキヨサクのサイン入りピックのプレゼントもあり、本舞台挨拶は大盛況の中、幕を閉じた。

『小さな恋のうた』
5月24日(金) 全国ロードショー
監督:橋本光二郎
脚本:平田研也
出演:佐野勇斗 森永悠希 山田杏奈 眞栄田郷敦 鈴木仁 トミコクレア 世良公則
配給:東映

【ストーリー】 沖縄の小さな町。日本とアメリカ、フェンスで隔てられた二つの「国」が存在する場所。そこでは、ある高校生バンドが熱い人気を集めていた。自作の歌を歌いこなし、観るものを熱狂させるその実力で、東京のレーベルからスカウトを受け、なんとプロデビューが決まる。しかし、喜びの絶頂で盛り上がる彼らに一台の車が突っ込み、バンドは行く先を見失ってしまう。そこに現れた、一曲のデモテープと、米軍基地に住む一人の少女。それらによって、止まった時計の針は前に進み始める。フェンスの向こう側に友の“想い”を届けるため、彼らは再び楽器を手に取り立ち上がる。

©2019「小さな恋のうた」製作委員会