映像化不可能と言われた平山夢明による小説を、蜷川実花監督が藤原竜也主演で映画化する『Diner ダイナー』が、7月5日より公開される。このほど、藤原竜也が5月15日に誕生日を迎えたことを記念し、昨年、藤原の誕生日に出された『Diner ダイナー』流バースデーケーキの写真と、ボンベロの場面写真がお披露目となった。
監督を務めるのは、写真家・映画監督として活躍する蜷川実花。本作は、蜷川にとって『さくらん』、興行収入22億円を超え社会現象にもなった『ヘルタースケルター』に続き、3本目の監督作品となる。主演は、幾多の個性的なキャラクターを怪演し、その圧倒的な演技力と存在感で、『デスノート』、『カイジ』、『僕だけがいない街』、『22年目の告白-私が殺人犯です-』をはじめとする主演作を大ヒットに導いてきた藤原竜也。本作では、天才シェフであり、元殺し屋のボンベロを演じる。
5月15日は、殺し屋専用のダイナー<食堂>の店主であり、元殺し屋で天才シェフ・ボンベロを演じる藤原竜也の37歳の誕生日。これまで数々の作品で強烈なキャラクターを怪演し、見る者をその世界に引きずり込むパワー溢れる演技を披露してきた藤原は、本作でも、圧倒的な熱量を持ってボンベロとしてダイナー<食堂>に君臨。個性的なキャラクターばかりが集まった殺し屋集団の中でも、ずば抜けた存在感を放ち、これまでに見たことのない新たな魅力を披露する。
藤原の昨年の誕生日(36歳時)は、ちょうど本作の撮影真っ最中であった。藤原は撮影の合間を縫って制作メンバーに誕生日を祝ってもらったという。その際に出たバースデーケーキはまさに『Diner ダイナー』流で、まるで血が滴っているかのような真っ赤なフルーツで埋め尽くされ、無造作に刺さったろうそくの火は今にも大きな炎になりそう。至るところに血のようなもので濡れたナイフも突き刺さっている。
『Diner ダイナー』
7月5日(金)より公開
監督:蜷川実花
原作:平山夢明「ダイナー」(ポプラ社「ポプラ文庫」)
脚本:後藤ひろひと 杉山嘉一 蜷川実花
音楽:大沢伸一
出演:藤原竜也 玉城ティナ 窪田正孝 本郷奏多 武田真治 斎藤工 佐藤江梨子 金子ノブアキ 小栗旬 土屋アンナ 真矢ミキ 奥田瑛二
配給:ワーナー・ブラザース映画
【ストーリー】 そこは、命がゴミのように扱われる、殺し屋専用の食堂ダイナー<食堂>。店主は、元殺し屋で天才シェフのボンベロ(藤原竜也)。「俺は、ここの王だ。砂糖の一粒まで俺に従う。」日給30万の怪しいアルバイトに手を出して売られたオオバカナコ(玉城ティナ)は、ウェイトレスとしてボンベロに買われてしまう。次々と店にやってくる殺し屋たち。オーダーは極上の料理か、殺し合いか…店主、ウェイトレス、殺し屋たち。新たな殺し合いが今、始まる―!
(C)2019 映画「Diner ダイナー」製作委員会