直木賞作家・白石一文による男女の極限の愛を描いた衝撃作を映画化し、柄本佑と瀧内公美がダブル主演を務める、日本映画界を代表する脚本家・荒井晴彦の監督第3作『火口のふたり』の公開日が、8月23日に決定した。併せて、5月10日より、写真家・野村佐紀子による撮り下ろしオリジナルポストカード付き前売り券(ムビチケ)が発売されることが発表された。
▲ムビチケ
原作は、直木賞作家・白石一文が、男と女の極限の愛を描いた衝撃作「火口のふたり」。10日後に結婚式を控えた直子は、故郷の秋田に帰省した昔の恋人・賢治と久しぶりの再会を果たす。蘇ってくるのは、ただ欲望のままに生きていた青春の日々。「今夜だけ、あの頃に戻ってみない?」身体に刻まれた快楽の記憶と葛藤の果てに、ふたりが辿り着く先とは。どうしても離れらない二人の姿は「世界が終わるとき、誰と何をして過ごすか?」という究極の問いを、観る者へ突きつける。
▲写真家・野村佐紀子による撮り下ろしポストカードセット
■柄本佑(永原賢治役) コメント
僕と瀧内さんは作品で初共演することになり、ほぼ初対面に近い状況でハードな写真を撮らなければいけなかったんですが、僕たちが撮影しやすくなるような空気を作ることに、野村さんが大変気を遣ってくださり、とても良い撮影になりました。野村さんが撮る写真は、男性が撮る男女の写真と比べて、生々しさが少なくとてもロマンチックな感じがします。シンプルながらも、何か物語を感じさせるような素敵な写真を撮っていただきました。
『火口のふたり』
8月23日(金)より新宿武蔵野館ほか全国ロードショー
監督・脚本:荒井晴彦
原作:白石一文「火口のふたり」(河出文庫刊)
音楽:下田逸郎
出演:柄本佑 瀧内公美
配給:ファントム・フィルム
【ストーリー】 10日後に結婚式を控えた直子(瀧内公美)は、故郷の秋田に帰省した昔の恋人・賢治(柄本佑)と久しぶりの再会を果たす。新しい生活のため片づけていた荷物の中から直子が取り出した一冊のアルバム。そこには一糸纏わぬふたりの姿が、モノクロームの写真に映し出されていた。蘇ってくるのは、ただ欲望のままに生きていた青春の日々。「今夜だけ、あの頃に戻ってみない?」直子の婚約者が戻るまでの5日間。身体に刻まれた快楽の記憶と葛藤の果てに、ふたりが辿り着いた先は―。
©2019「火口のふたり」製作委員会