高里椎奈による極上のミステリー小説が待望の実写映画化、King & Princeの永瀬廉が初主演を務め、清原翔、King & Princeの神宮寺勇太の共演で贈る『うちの執事が言うことには』が、5月17日より公開される。このほど、5月7日にアニヴェルセル豊洲にて公開記念パーティーが行われ、キャストの永瀬廉(King & Prince)、清原翔、神宮寺勇太(King & Prince)が登壇した。
本作の世界観に合わせて、100名の招待客にはドレスコードが設けられ、上流階級のパーティーのような豪華な会場で行われた本イベント。永瀬らキャスト3人が入場口で招待客へ招待券とチラシを渡すというサプライズなおもてなしも行われた。
客席の間を通り、大歓声を浴びながら登場したキャスト陣。主演の永瀬は「みなさん、ドレスアップされていて見惚れそうですよ」と客席へ挨拶したが、サプライズでお出迎えした際の観客の静かなリアクションに、「反応、薄すぎません?!人気落ちたんちゃうかなって(笑)」とツッコむ場面も。神宮寺も「ほんとにそう思った!」とショックを受けた様子を見せつつ、会場を盛り上げていた。
本作では、日本が誇る名門・烏丸家の当主・烏丸花穎(からすまかえい)を演じた永瀬は「非日常的な生活を僕が演じられるのは楽しみでしたし、なにより人生初のリムジンがすごく乗り心地がよくて、(上流階級の生活が)羨ましいなぁと思いました。この映画はそれを忠実に再現できていると思っています」と撮影を振り返った。
執事の衣更月蒼馬(きさらぎそうま)を演じた清原は、撮影中の永瀬の印象を問われると「最初の頃はわがままな当主みたいにしか見えないし、撮影の裏でもわがままですし…」とコメント。続けて「僕の横に炭酸や水が置いてあったんです。(永瀬が)『翔くん、取ってくれへん?』って言ってきて、なんで俺が撮影の合間に…って思いましたね(笑)」と暴露し、永瀬は「ごめんなさい!」と申し訳なさそうにしていた。
大学生で企業家の赤目刻弥(あかめときや)を演じた神宮寺は、上流階級が舞台の本作の撮影について、「僕の登場シーンがパーティー会場だったんですけれども、人がいっぱいいたんです。景色もすごくきれいで、そこが印象に残っています」と、豪華な撮影セットに圧倒されたと語った。
イベントの中盤には、本作がミステリーの要素も盛り込まれていることから、“上流階級ミステリークイズ”を本編映像の一部を鑑賞しながら実施。クイズ中には撮影エピソードも披露され、清原と神宮寺は食べたいものを言い合う“食べたいものしりとり”をやって仲良くなったとのこと。再現を求められた神宮寺から「たまごかけごはん」という答えが飛び出すと、会場は大爆笑。清原から「めちゃめちゃ弱い!」、永瀬から「ほんまにやってた?」とツッコまれ、神宮寺がクイズの番号札で恥ずかしそうに顔を隠す場面も。最後に、クイズの正解数が最も少なかった永瀬が、上流階級の所作実演にチャレンジ。スープを音を立てずにゆっくりと口に運び、美しい所作の実演に、客席から大きな拍手が沸き起こった。
『うちの執事が言うことには』
5月17日(金) 全国ロードショー
監督:久万真路
原作:高里椎奈「うちの執事が言うことには」(角川文庫刊)
脚本:青島武
主題歌:King & Prince「君に ありがとう」(Johnnys’ Universe)
出演:永瀬廉(King & Prince) 清原翔 神宮寺勇太(King & Prince) 優希美青 神尾楓珠 矢柴俊博 村上淳 原日出子 吹越満 奥田瑛二
配給:東映
【ストーリー】 日本が誇る名門・烏丸家の第27代当主となった花穎(永瀬廉)は、18歳にして既に飛び級で大学を卒業する程の頭脳明晰、しかも色彩に関して特別な能力を備えている。突然の引退を宣言した先代当主の父・真一郎(吹越満)は行方がわからず、急ぎ留学先から戻ってきてみると、そこにいたのは幼少時代から全幅の信頼を寄せる老執事・鳳(奥田瑛二)ではなく、新しい執事だという仏頂面の見知らぬ青年・衣更月蒼馬(清原翔)だった。父・真一郎が遺した突然の発令により、不本意ながらも衣更月と主従関係を結ぶ羽目になった花穎。まだ自覚が足りない若き当主・花穎と、仏頂面の新米執事・衣更月との関係には、ビミョーな空気が流れる。そんな中、花穎は、招待された芽雛川(めひながわ)家次男のバースデーパーティーで、ある事件に巻き込まれる。親しげに近づいてくる大学生にして起業家の赤目刻弥(神宮寺勇太)とは何者なのか?さらに、次々に起こる不可解な出来事…烏丸家に上流階級の陰謀が降りかかる。花穎と衣更月は、烏丸家を守り抜くことができるのか―。
©2019「うちの執事が言うことには」製作委員会