佐野勇斗、森永悠希、山田杏奈、眞栄田郷敦、鈴木仁からなる“ちい恋バンド”が初ライブ!『小さな恋のうた』フリーライブ レポート

20年経った今もなお、世代・性別を問わず愛され、歌われ続けるMONGOL800の名曲を基にした、佐野勇斗主演の映画『小さな恋のうた』が、5月24日より公開される。このほど、本作のメインキャストからなるバンド「小さな恋のうたバンド」(通称:ちい恋バンド)の佐野勇斗、森永悠希、山田杏奈、眞栄田郷敦、鈴木仁が5月2日、神奈川県川崎市(ラ チッタデッラ アレーナチッタ)で開催中の全国最大級の沖縄の祭典「はいさいFESTA2019」に登場し、「小さな恋のうた」をはじめ劇中で使用されたMONGOL800の名曲をフリーライブで初披露した。楽曲の生みの親であり、本編にも出演しているMONGOL800のボーカル&ベースの上江洌清作と、劇中で彼らを見守る練習スタジオ兼ライブハウスのオーナーを演じた世良公則もサプライズで駆けつけ、ちい恋バンドの初ライブを盛り上げた。

会場に集まった約1000人の観客たちを前に、「沖縄にゆかりあるイベントに呼んでいただけてとてもありがたいです!」と佐野が元気いっぱいに挨拶し、早速「DON’T WORRY BE HAPPY」を披露。一曲目を終え、「最高ですね!僕らが出ている映画『小さな恋のうた』をもう見たよって人いる?もう映画を見た方は分かると思いますが、この5人でバンドできることってめちゃくちゃレアなんですよ!本編では見ることができない特別な5人のバンドなんです」と会場に呼びかける佐野。映画で彼の演じた亮多と同様、ムードメーカーとして、会場を盛り上げた。

「沖縄は海が本当に綺麗でしたね~しっとりさせちゃってごめんね(笑)」と沖縄の思い出を語って会場を和ます森永、「楽しんでますか~」と観客に可愛らしく呼びかける山田、「めっちゃ緊張してます!顔が引きつっちゃってます(笑)」と照れる眞栄田、観客からの黄色い歓声に「ありがとう」とクールに応える鈴木。メンバーそれぞれが初披露の場を楽しむ中、2曲目「あなたに」が披露され、「映画でもこの曲は凄く大切に歌わせてもらいました」という佐野たちの演奏に会場の観客も聴き入った。

会場が更なる盛り上がりを見せつつも、あっという間に最後の曲「小さな恋のうた」となった。「知ってる人はみなさん一緒になって歌って盛り上げください!」という佐野の呼びかけに、拍手と歌で応える観客。そして、バントメンバーと観客が一体となった最高潮の瞬間に楽曲の生みの親・MONGOL800の上江洌清作と、本作に出演しているROCK界のレジェンド・世良公則がサプライズで登場し、バントメンバーと観客とともに「小さな恋のうた」を熱唱。演奏後、「いや~眩しいですね!5人がそれぞれの個性を放っていて、もう眩しすぎてサングラスしてきました(笑)。彼らを見守るオーナー役をやっていたので、映画と同じ気持ちで彼らを見守っていました。お前らサイコー!!」と世良がちい恋バンドを絶賛。清作は「ライブを袖で見させていただいていたのですが、親心というか…俺と世良さんの方が緊張していました(笑)。楽器を触ったことない状態から、トータルで1年間くらい一人ひとりが楽器に向き合って、デビューもしたし、これからどんどん彼らのライブが見たいですね。楽しかったでしょ?」と、彼らの更なる活躍に期待を込めた。

彼らのライブが始まったと同時に降りはじめた雨も、最後には吹き飛び「外をみてください!私たちがライブしてるときだけ雨でしたが、嵐を巻き起こしましたね」と森永が熱いライブを振り返った。山田は「みなさんのパワーに圧倒されながらも楽しく演奏できました!」と、眞栄田は「いまだに緊張しています(笑)。映画も楽しかったけど、こうやってライブも盛り上がって本当に良かったです」と、鈴木は「映画だけじゃなくてみんなの前で歌う機会があって嬉しいです」と、そして最後に佐野が「映画『小さな恋のうた』は5月24日公開です!ライブを見てくれた方にも誇れる大自信作です。平成でもっとも歌われた、この歌を新元号・令和でも響かせたいと思ってます!一人ひとりが宣伝隊長となって、映画を広めてください!!」と、全力でアピールをし、イベントは大盛況で幕を閉じた。

『小さな恋のうた』
5月24日(金) 全国ロードショー
監督:橋本光二郎
脚本:平田研也
出演:佐野勇斗 森永悠希 山田杏奈 眞栄田郷敦 鈴木仁 トミコクレア 世良公則
配給:東映

【ストーリー】 沖縄の小さな町。日本とアメリカ、フェンスで隔てられた二つの「国」が存在する場所。そこでは、ある高校生バンドが熱い人気を集めていた。自作の歌を歌いこなし、観るものを熱狂させるその実力で、東京のレーベルからスカウトを受け、なんとプロデビューが決まる。しかし、喜びの絶頂で盛り上がる彼らに一台の車が突っ込み、バンドは行く先を見失ってしまう。そこに現れた、一曲のデモテープと、米軍基地に住む一人の少女。それらによって、止まった時計の針は前に進み始める。フェンスの向こう側に友の“想い”を届けるため、彼らは再び楽器を手に取り立ち上がる―。

©2019「小さな恋のうた」製作委員会