『ゲルマニウムの夜』、『さよなら渓谷』など国内外で高く評価されてきた大森立嗣監督が、およそ15年温めてきた自身の脚本によるオリジナル最新作で、YOSHIが主演、菅田将暉、太賀が共演を務める映画『タロウのバカ』が今秋公開される。このほど、追加キャストとして、奥野瑛太、植田紗々、豊田エリー、國村隼が出演することが発表され、併せて、菅田将暉演じるエージと太賀演じるスギオのキャラクター写真がお披露目となった。
本作は、一度も学校に行ったことがない少年タロウの物語。自由に生きるタロウは、年上の少年エージとスギオと出会い、初めて“世界”を知ることになる。
生まれてから一度も学校に通ったことがない主人公タロウを演じるのは、大森立嗣監督に抜擢され、本作が俳優デビュー作となる16歳の異端児YOSHI。そして、やるせない悩みを抱え暴力に走ってしまう高校生エージを菅田将暉、エージの親友かつ理性的で臆病な高校生スギオを太賀が演じる。
新たなキャストとして、タロウたちと対峙する半グレ集団のリーダー・吉岡役には、『SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』、『友罪』の奥野瑛太。エージ、スギオと同じ高校に通う、援助交際を繰り返す洋子役には、『日日是好日』、『ママレード・ボーイ』の植田紗々がオーディションにて選ばれた。タロウを育児放棄している母親・恵子を演じるのは、テレビ、映画、舞台と幅広く活躍する豊田エリー。そして、元ヤクザで吉岡と共に裏ビジネスを生業とする小田役には、『地獄でなぜ悪い』、『哭声 コクソン』などの日本映画の重鎮、國村隼が扮する。
『タロウのバカ』
2019年秋、テアトル新宿ほか全国ロードショー
監督・脚本・編集:大森立嗣
出演:YOSHI 菅田将暉 太賀 奥野瑛太 植田紗々 豊田エリー 國村隼
配給:東京テアトル
【ストーリー】 少年タロウ(YOSHI)は、生まれてから一度も学校に行ったことがない。自分の年齢すら知らない。母親、家族、社会。タロウは誰からも振り向かれない。それでも自由に生きている。そんなタロウは、年上の少年エージ(菅田将暉)、スギオ(太賀)と出会い、初めて「世界」を知ることになるが…。
(c)2019 映画「タロウのバカ」製作委員会