『月光の囁き』、『害虫』、『どろろ』、『抱きしめたい-真実の物語-』など数々の大ヒット作や国際映画祭出品作を手掛けた塩田明彦監督が、自らのオリジナル脚本をベースにキャリア初の“音楽映画”に挑戦し、小松菜奈と門脇麦のダブル主演、成田凌共演で贈る『さよならくちびる』が、5月31日より公開される。このほど、3月30日より、新進気鋭のグラフィックデザイナー、イラストレーターとして注目を浴びるRooo Louとコラボした前売り券の発売が決定した。併せて、新場面写真がお披露目となった。
本作は、3人の若者たちの切ない青春を描く音楽ロードムービー。インディーズの音楽シーンでにわかに話題になっただけの2人組女性バンド「ハルレオ」。お互いそれぞれの道に歩み出すため解散を決めたレオ(小松菜奈)とハル(門脇麦)は、バンドのサポートをする“ローディ”のシマ(成田凌)とともに、解散ツアーとして全国を巡ることに。しかし、レオはシマに恋を、シマはハルに思いを寄せ、そしてハルもまたレオに友情を越えた感情を抱いていた。
Rooo Louは、シンプルな配色ながらも個性や豊かな感情を感じさせる人物画を描き、幅広い世代から人気を誇る、現在最注目のグラフィックデザイナー。公開されたコラボイラストでは、Rooo Louならではの柔らかなタッチとカラーリングで、“ハルレオ”とシマの姿がポップに描かれている。Rooo Louは今回のコラボにあたり、「『さよならくちびる』の監督、キャスト情報を聞いて、すぐにお引き受けしたいと思いました。僕なりのイメージで、映画とキャラクターの世界観に寄り添えるように描いています」とコメント。前売り券は3月30日より全国の上映劇場にて発売予定(一部劇場を除く)、特典のイラストステッカーは全国限定7000枚(なくなり次第終了)。
新場面写真には、ライブ中の「ハルレオ」を捉えたものから、レオ(小松)とシマ(成田)の“キス寸前ショット”、ハル(門脇)の背中に優しく腕を回すレオの“バックハグショット”など、解散ツアーの道中、じれったい三角関係にもがく3人の様子が写し出されている。
『さよならくちびる』
5月31日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
監督・脚本・原案:塩田明彦
主題歌:「さよならくちびる」(うた:ハルレオ プロデュース:秦 基博)
挿入歌:「誰にだって訳がある」「たちまち嵐」(作詞・作曲:あいみょん)
出演:小松菜奈 門脇麦 成田凌 篠山輝信 松本まりか 新谷ゆづみ 日髙麻鈴 青柳尊哉 松浦祐也 篠原ゆき子 マキタスポーツ
配給:ギャガ
【ストーリー】 音楽にまっすぐな思いで活動する、インディーズで人気の女性ギター・デュオ「ハルレオ」のレオ(小松菜奈)とハル(門脇麦)だが、付き人シマ(成田凌)が参加していくことで徐々に関係をこじらせていく。全国ツアーの道中、少しずつ明らかになるハル・レオの秘密と、隠していた感情。すれ違う思いをぶつけ合って生まれた曲「さよならくちびる」は、3人の世界をつき動かしていく―。
© 2019「さよならくちびる」製作委員会