RADWIMPS・野田洋次郎 × 清原果耶 主題歌入りPV予告編!山田孝之プロデュース『デイアンドナイト』

名実ともにトップを走り続ける俳優・山田孝之が、一切出演せずに裏方に徹し初の全面プロデュースに挑戦し、山田とは旧知の仲である俳優・阿部進之介が主演を務める映画『デイアンドナイト』が1月26日より公開される。このほど、RADWIMPS・野田洋次郎がプロデュースをした本作の主題歌「気まぐれ雲」を使用したPV予告編がお披露目となった。

完全オリジナル作品である本作が問いかけるテーマは、「人間の善と悪」。家族のいのちが奪われ、自らの善悪に翻弄される者たちの物語は、混沌とした現代で強く生きることの厳しさをも描き出す。本作は、自殺した父の復讐へと駆られていく主人公・明石役の阿部進之介が、藤井直人監督へ企画を持ちかけたことから始まり、そこに山田孝之がプロデューサーとして加わった。山田は、ロケ地の交渉やロケハン、オーディション審査、スポンサーとの交渉、また映画、ドラマ、CMの撮影の合間を縫って、脚本開発会議を定期的に主催。脚本やキャスティングに関して積極的にスタッフと意見を交わしながら本作の製作へ挑んだ。アイデアを出し合いながら物語や台詞を決めていく、従来にはないスタイルで脚本開発を進めていった山田らは、4年もの年月をかけ脚本を完成させた。

本作の主題歌「気まぐれ雲」は、ヒロイン・清原果耶が劇中の役柄である大野奈々(おおの・なな)名義で歌い、RADWIMPSのボーカルやギターを担当し、ソロプロジェクト「illion」としても活動する野田洋次郎が作詞・作曲・プロデュースを担当。山田孝之プロデューサーが、この映画を締めくくるにふさわしい主題歌の制作を野田にオファー。“映画の声”とも言うべき主題歌の歌い手をどうすべきか、山田と野田が話し合いを重ね「ボーカルは映画のヒロインはどうか」という野田の提案から、清原をボーカルに抜擢、今回のコラボレーションが実現した。

「気まぐれ雲」の一部を使用したPV予告編は、清原果耶演じる「奈々」の心情に寄り添い構成された。映画のシンボルである風車や冬の秋田県で撮影された美しい雪景色が、善悪に翻弄される登場人物たちを包み込む映像となっている。なお、本楽曲は1月25日より国内・海外の主要サイトにて配信開始予定。※配信開始時間は各国・各地域の設定で異なる

『デイアンドナイト』
1月26日(土) 全国公開
1月19日(土) 秋田県先行公開中
監督:藤井道人
企画・原案:阿部進之介
プロデューサー:山田孝之 伊藤主税 岩崎雅公
脚本:藤井道人 小寺和久 山田孝之
主題歌:大野奈々「気まぐれ雲」(作詞・作曲・プロデュース:野田洋次郎)
出演:阿部進之介 安藤政信 清原果耶 小西真奈美 佐津川愛美 深水元基 藤本涼 笠松将 池端レイナ 山中崇 淵上泰史 渡辺裕之 室井滋 田中哲司
配給:日活

【ストーリー】 父が自殺し、実家へ帰った明石幸次(阿部進之介)。父は大手企業の不正を内部告発したことで死に追いやられ、家族もまた、崩壊寸前であった。そんな明石に児童養護施設のオーナーを務める男、北村(安藤政信)が手を差し伸べる。孤児を父親同然に養う傍ら、「子供たちを生かすためなら犯罪をも厭わない」という道徳観を持ち、正義と犯罪を共存させる北村に魅せられていく明石と、そんな明石を案じる児童養護施設で生活する少女・奈々(清原果耶)。しかし明石は次第に復讐心に駆られ、善悪の境を見失っていく—。

©2019「デイアンドナイト」製作委員会