都市銀行で働く総合職の女性が、大胆な発想と行動力で上り詰める様子を痛快に描く、真木よう子主演のドラマ「よつば銀行 原島浩美がモノ申す!~この女(ひと)に賭けろ~」が、1月21日よりテレビ東京にて毎週月曜夜10時より放送開始される。このほど、本作のオープニングテーマがNEWSの「トップガン」に決定し、併せて、1〜3話のゲストが発表された。
本作は、作・周良貨、画・夢野一子により1993年から1997年にかけて「モーニング」(講談社)で連載された漫画を、20年の時を経て初めて実写化。新卒でよつば銀行に入行して以来、本部勤務が続いていた主人公・原島浩美は、ある事件をきっかけに系列会社へと出向していたが、銀行の「輝く女性プロジェクト」の施策で法人営業課長に大抜擢され、業績不振にあえぐ支店の立て直しを命じられる。
主演は、事務所移籍後、連続ドラマ初主演となる真木よう子が務め、トラブルメーカーと噂されるが法人営業課長に大抜擢された主人公・原島浩美を演じる。決め台詞は、「恐れながら申し上げます」。本作は、どんな相手にも臆せず正論を吐き、銀行員として、管理職として真っ当に仕事を進め、天然な鈍感さと強さを併せ持つキュートな浩美に、視聴者が自らを重ね合わせられるドラマとなっている。
オープニングを飾る楽曲にNEWSの「トップガン」が決定した。NEWSがテレビ東京系ドラマ楽曲を担当するのはおよそ9年ぶりとなる。この曲は、“期待感”や“嵐がやってくる予感”を表現した、本ドラマのために書き下ろした楽曲。キャッチーなイントロと軽やかなメロディーは、このドラマの、そして新しい1週間の“始まり“にふさわしい1曲となっている。
そして、1話、2話、3話のゲストが発表された。第1話は平岡祐太、第2話は里見浩太朗、第3話はNEWSの加藤シゲアキがゲスト出演する。併せて、3人からコメントも寄せられた。
■平岡祐太(神谷隆彦役) コメント
経済のことや様々な企業に興味を持ってちょうど勉強していたので、出演できてすごく嬉しいです。私の演じる隆彦は、同族経営で、自分には経営の才能がないと悩み、お金も地位もあるけど、本当に自分のやりたいことができない。空虚な感じがします。ビジネスの世界にも様々なドラマがあって楽しんで頂けると思います。
そしてなにより、原島浩美のモノ申しは爽快です!
■里見浩太朗(稲岡栄次郎役) コメント
今回演じる稲岡栄次郎という役は、見た目は迫力があって少し怖いけれども、本質は気が優しく涙もろいところが、私と似ているかもしれません。私の出演によって少しでも多くの方に見ていただけるよう、そして「次週のゲストはどんな芝居をするんだろう。」と視聴者に思わせることが、ゲスト俳優の使命だと思います。そう印象付けられるように、そういった思いで頑張りたいと思います。
■加藤シゲアキ(山根和弘役) コメント
3話へのゲスト出演、大変光栄に思います。台本を読み、痛快かつハートフルなストーリーを楽しませていただきました。撮影に参加する日を心待ちにしています。私が演じる山根という役は、目的を持って若くして独立しベンチャー企業を立ち上げる、優しいキャラクターです。しかしながら経営に関しては知識がなく、利用されてしまう。原島と出会って山根がどう変わるのか、見届けてもらえると嬉しいです。個人的に先輩でもあり、友人でもある丸山くんとの共演もわくわくしております。
さらに、原作者の周良貨、作画者の夢野一子からも、本作へのコメントが寄せられた。
■原作者・周良貨 コメント
『この女(ひと)に賭けろ』が実写化されると聞いて驚くと共に大変喜んでいます。年月は経ちましたが、この作品が取り上げた金融不安や女性の地位などの問題点は、現在においてもさほど変わってないように思います。主演の真木よう子さんには、撮影見学で少しだけお話ししましたが、それまで抱いていたシャープな印象と異なり、ふんわりした雰囲気で原島浩美が降りて来たのかと錯覚しました(笑)。共演陣も個性実力溢れる豪華俳優が若手からベテランまで幅広く、否が応でも期待が高まります。ゲストも含めまだまだ隠し球はありそうですし。実写化は、よく原作と比較されますが、私は基本さえ抑えて頂ければ、あとは現場で自由に力一杯やってもらえれば良いと考えています。それでこそ、作品に新しい命が宿り、新たな魅力が付加されると信じています。古くからの愛読者の方々には、新しい作品として映像を見てもらい、また、原作を知らない方々には、映像を見た後にコミックも楽しんでもらえればと願っています。『よつば銀行原島浩美がモノ申す!』期待しています!
■作画者・夢野一子 コメント
この度、私が作画を担当しました「この女に賭けろ」がテレビドラマ化される運びとなり嬉しい思いでいっぱいです。本作が掲載された当時、銀行がお金を集める以外に何をしているのか…恥ずかしながら私はそんなことも良くわかっていませんでした。原作を読ませていただき、企業や事業や人を評価し育てるという創造的な仕事をしているのか!と改めて知った次第です。あれからだいぶ時はたちましたが、銀行の果たす役割の大切さはまったく変わっていないように感じます。今、ドラマ化されることの意味もそのあたりにあるのかもしれません。原島浩美はちょっと不思議なキャラクターですが、主演の真木よう子さんがどのような浩美像を見せてくださるかとても楽しみにしています。当時の読者の皆様にもぜひこのドラマを応援していただきたいと思います。銀行という一見ナゾに包まれた場所で、様々な人たちが悩みながら頑張っている姿を通して、見ている方たちが元気をもらえるようなそんなドラマを期待しています。
「よつば銀行 原島浩美がモノ申す!~この女(ひと)に賭けろ~」
1月21日(月) テレビ東京系にて放送スタート
毎週月曜 夜10時放送/BSテレ東にて毎週金曜 夜9時放送
監督:星野和成 小野浩司
原作:周良貨・夢野一子「この女に賭けろ」(講談社モーニングKC刊)
脚本:西田征史
音楽:信澤宣明
主題歌:スガシカオ「遠い夜明け」(Victor / SPEEDSTAR RECORDS)
オープニングテーマソング:NEWS「トップガン」(ジャニーズ・エンタテイメント)
出演:真木よう子 丸山隆平 塚本高史 三宅弘城 西野七瀬 森永悠希 寺脇康文 片桐はいり 林泰文 矢島健一 木下ほうか 古谷一行 柳葉敏郎 平岡祐太 里見浩太朗 加藤シゲアキ
【第1話ストーリー】 よつば銀行の頭取・鳩山英雄は女性行員の積極的な登用を推進する『輝く女性プロジェクト』を発表。業績不振の台東支店・営業課長に大抜擢された原島浩美(真木よう子)もその一環だ。だがこの抜擢には頭取の座を虎視眈々と狙う副頭取・島津雅彦のあるもくろみが…。一方女性が課長に着任したことに対し営業課の反応は冷ややかで、特に次期部長と目されていた加東亜希彦(丸山隆平)は冷たい視線を送る。