飛鳥昭雄がスプーン曲げに成功!『緊急検証!THE MOVIE ネッシーvsノストラダムスvsユリ・ゲラー』初日舞台挨拶 レポート

2012年よりCS放送ファミリー劇場にて不定期で放送されている人気看板オカルト・エンターテインメント番組「緊急検証!」が、TV版と同じく大槻ケンヂ、辛酸なめ子ら出演で映画化する『緊急検証!THE MOVIE ネッシーvsノストラダムスvsユリ・ゲラー』が1月11日に公開初日を迎え、1月12日、ユナイテッド・シネマ豊洲にて舞台挨拶が行われ、逸見太郎、大槻ケンヂ、辛酸なめ子、飛鳥昭雄、山口敏太郎、中沢健が登壇した。

会場に集まった大勢の観客を前にした司会の逸見は「3連休の初日。朝からたくさんの方に来ていただいて。ありがとうございます。1月11日から公開ということで、1並びで縁起がいいなと思っております。2012年の初回からMCをやらせてもらっていますが、まさか映画化になるとは。本当に驚いております」と晴れやかな顔を見せた。

また、映画劇中でオカルト三銃士のプレゼンを見守った大槻は、「この映画は、オカルトはオワコンじゃない、終わらないというテーマで作られました。でも、映画を観ていただいたら分かると思いますが、オカルトが終わらないというよりは、この映画によって映画というジャンルが終わりを告げるんじゃないかと。映画の破壊活動となる映画だと思います。今、客席で笑っている方も、上映後にどんな表情になるのか。きっと見たことがない映画体験を楽しめると思います」と自負。同じくプレゼンを見守った辛酸も「収録の日は咳ぜんそくという症状に襲われていて。3分に1回、こみ上げる吐き気と戦っていました。収録中死ぬかなと思ったんですけど、この現場に骨を埋めるのは本望だと思っていました。ですから無事に完成できて良かったです」と誇らしげに語り、観客の拍手を浴びていた。

一方のオカルト三銃士も、映画公開に感無量の様子だ。まずは山口が「2012年に初めて番組をやった時の楽屋の雰囲気ですが、出ている人がみんなため息まじりだったのを覚えています。最初はとんでもない番組だと思っていたんですけど、まさかのロングランで、しかも映画になってしまうとは思いもよらなかったという感じですが。映画を見たらきっと、自分の人生にフィードバックしてしまうと思います。なぜオカルトなのか、なぜ人生なのかと。自分の仕事やプライベートに役立てるカンフル剤にしてください」と呼びかけると、飛鳥も「これによって飛鳥昭雄、銀幕デビューです!1月11日は、飛鳥風に言うと、3本柱ですから。分かりやすく言うと、門松が3本ということで縁起がいいんです。これはアスカリアン(飛鳥さんのファン)なら分かります」とご機嫌な顔を見せた。

そして中沢も「僕はUMA研究家として活動することが多いですけど、オカルトって本来自由なものなのに、これは言っちゃいけないというようなことが多いんです。でも『緊急検証!』は、他の番組で怒られるようなものも流してくれる媒体なんです。それだけ自由な番組が映画になったらこうなります。きっと人生に悩んでいる人もこれでいいんだなと思えると思うんです。この映画が日本の未来を救うと思います」と晴れやかな顔を見せた。

この日の舞台あいさつは全世界史上初となる、劇場での“スプーン曲げ上映”となった。12月6日に行われた完成披露上映会では観客にスプーンが配られ、会場全員でスプーン曲げに挑戦してもらったところ、なんと89人に1人の割合(劇場入り口にて集計)でスプーン曲げに成功。そしてこの日ももちろん、劇場の皆さんにスプーンを配布。会場全員でスプーン曲げに挑戦したところ、なんと飛鳥がスプーン曲げに成功。まさにオカルト三銃士の面目躍如ともいうべきさまを、まざまざと見せつけ、会場は騒然となった。会場全体では217人中7人がスプーン曲げに成功し、31人に1人とこの映画から発せられるパワーを受け取った結果なのか高い割合でスプーン曲げ成功者が続出した。

『緊急検証!THE MOVIE ネッシーvsノストラダムスvsユリ・ゲラー』
1月11日(金)より、ユナイテッド・シネマ豊洲、ヒューマントラストシネマ渋谷他全国ロードショー
監督・編集:高橋圭
脚本:伊藤のぶゆき
主題歌:筋肉少女帯「オカルト」(徳間ジャパンコミュニケーションズ)
出演:逸見太郎 大槻ケンヂ 辛酸なめ子 飛鳥昭雄 山口敏太郎 中沢健 吉田悠軌
配給:東北新社

【「緊急検証!」番組概要】 21世紀、オカルトの荒野を切り拓く!毎回人類が検証すべきテーマを掲げ、地上波では決して踏み込めない企画に挑戦し続ける、2012年よりCS放送ファミリー劇場で放送中のオカルト・バラエティ番組シリーズ。

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