【ディズニー初】ラテン系プリンセス『アバローのプリンセス エレナ』声優インタビュー

4月2日からテレビ東京系で放送開始されるディズニー・アニメーション『アバローのプリンセス エレナ』で主人公エレナとその妹イザベルの声を担当し、歌声も披露している橋爪紋佳&空見ゆきのインタビューが到着。作品の魅力などを語った。

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Q:橋爪さんは、ディズニー初のラテン系プリンセス・エレナの声優を務められています。お仕事をいただいた時は、どのように感じましたか

橋爪紋佳(以下、橋爪):はじめ、主役で歌を歌う役をいただいたと伺って、「楽しみ!」とワクワクしていたんですが、少し後に、ディズニーのプリンセス役だとわかって、パニックになりました!私は、カラオケではいつもディズニーの曲を歌っているくらい、歴代プリンセスが大好きで、いつかはディズニー作品に出たいという夢がありました。だから、まさか私が新しいプリンセスの役をいただけるなんて…!と、嬉しさや感動で頭が真っ白になりました。

Q:空見さんはイザベルという、エレナの妹役ですが、お話をいただいた時どう思いましたか

空見ゆき(以下、空見):今回、仲良し姉妹の妹役をいただけて、しかも歌も歌える、ということで、とても驚いたし、楽しみだと心から思いました。そして、お姉さん役が橋爪さんだと聞いて、ますます嬉しくなりました。実は以前、別の作品で橋爪さんにお会いしていたんですが、その時から、話しやすくてお姉さんみたいだな、って思っていたんです。いつかご一緒したいなって。だから「エレナ」の現場で再会できたときは、運命だなって感じましたし、「この人がお姉ちゃんで良かった!」と思いました。
橋爪:空見ちゃんは違うジャンルのお仕事をしているし、最初「どこまで仲良くしてくれるかなぁ」とドキドキしていたんですけど、本当の妹のように仲良くしてくれています。
空見:私も、橋爪さんをお姉ちゃんみたいに思っていて、普段は『あやねえ』って呼んでいるんです。他の人からも仲良し姉妹みたいって言っていただけるので、すごく嬉しくなりますね。

Q:お互いの印象を教えてください

空見:橋爪さんは、私より先輩なんですが、良い意味であんまり「先輩」と思ったことがなくて。とてもアットホームな空気感を出していただけるので、現場がすごく暖かい雰囲気になるんです。橋爪さんの人間性だと思うんですが、「主演」「先輩」というのを、あまり分からないように気を使って下って、すごくいい人間関係築いてくださいます。なので、先輩と言うよりは、お姉ちゃんという言葉が、スッと落ち着きますね。
橋爪:「はじめまして」の出会いが多い仕事なので、そこからいかに仲良くなれるか、みたいなものがあるんです。空見ちゃんは最初から、「あ、この人は近くに行っても大丈夫だ!」と思って(笑)。
空見:私も思いました!第一印象から「好き!」となる方には、そんなに巡り会えるものではないと思うので…やっぱり運命です!

Q:お二人から見た作品の見どころと、キャラクターの魅力を教えてください

橋爪:「アバローのプリンセス エレナ」は、音楽も画の色彩も、ストーリーも、本当に全てが魅力的な作品です。主人公のエレナは、とても勇敢で優しく、愛に溢れています。みんなを引っ張っていく勇敢なプリンセスであり、とても行動的なプリンセスでもあります。たまに突っ走って失敗しちゃうこともあるんですが、それも含めて彼女の親しみやすさであり、愛らしさです。彼女はプリンセスですが、同時に等身大の16歳の女の子なんですよね。女王になるために一生懸命頑張っている、エレナの頑張りを是非見守ってほしいです。

空見:メインのストーリーは、エレナの周りの出来事なので、一見すると、異世界の物語に見えるかもしれませんが、実は、ものすごく親しみやすい内容になっているんです。というのも、1人1人が本当に魅力的でありつつ、自分の周りにいてもおかしくないようなキャラクターが登場するんですよね。みんなどこかしら抜けているところがあって、でも必ず良いところもあって…特別な人、完璧な人は、1人も出てこないんです。みんな、とても人間味が溢れていて、だからこそ、どの年代の方が観ても心に響くし、共感もできる内容になっているんだと思います。でも、人の弱い部分、人間的な部分を隠さずに出すことは、勇気がいりますよね。そういう意味で「アバローのプリンセス エレナ」はすごい作品だなと思っています。

Q:作品の中で、エレナは行動派で、イザベルはしっかり者という感じがしますね。それぞれのキャラクターと自分の似ているところを教えてください

橋爪:私はとっても似ている部分があります!とにかくすぐ行動して突っ走ってしまって、あとから皆さんにフォローしてもらうところとか(笑)。「こうしてみよう!」って思ったらすぐに行動に移してしまうんです。最近も、エレナを観て良いなと思って、クラシックギターを買っちゃったんです。上手くなるかどうかも考えずに、頑張って練習しています。
空見:確かに、そういうイメージあります!よく、「わかった!やってみる!」って言ってますよね。そういうところで、橋爪さんの“エレナ感”をいつも感じています(笑)。

空見:イザベルちゃんは、しっかり者…というより、とても頭が良い子ですね。実は子どもらしさもあるキャラクターなんです。私と似ているところは・・・要領が良いところは似ているかもしれません。あと、イザベルちゃんは、物を作るのがすごく好きで、絵を描いたり、発明をしたり、創作意欲が強い女の子です。そういう創作意欲のようなものは、似ている部分がありますね。
橋爪:空見ちゃんは、この前私に、エレナとイザベルの絵を描いてくれたんです!今も大事にしています。
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Q:本作では、オリジナルの音楽も特徴的です。作中の音楽についてどう思いますか

橋爪:ラテン系の音楽を中心に、様々なジャンルの歌が出てくるのが、作品の魅力の一つです。サンバ、ボサノバから、かっこいいロック調の曲や、子守唄まで、本当に色々なジャンルの曲が楽しめます。私自身も、「今度はどんな曲だろう?」と毎回楽しみにしていて、収録でもすごく楽しく歌わせて頂いています。
また、曲調や歌詞が、それぞれのキャラクターを表しているのも素敵だなと思います。特に注目していただきたいのは、エレナとソフィアが共演するエピソードの曲。「みんなのために頑張ろう!」と歌うんですが、エレナの情熱や優しさがぎゅっと詰まった曲なので、是非聞いて欲しいです。

空見:わたしも歌が大好きで、まさかディズニー作品で歌えるとは思っていなかったので、ただただ嬉しかったです。当日まで夢なんじゃないかって思っていました!
この作品は音楽が魅力的で、その中でも、橋爪さん演じるエレナの歌声が、1つの大きなベースになっています。すごくのびのび歌っていらっしゃって、聞いている方も楽しくなっちゃうような歌声なので、ぜひたくさんの人に聞いてほしいです。
ちなみにイザベルちゃんは、ギターとアコーディオンが一緒になった“ギターディオン”というのを発明して弾くんです。私は、もともとピアノをやっていて、小学校の音楽の発表会でアコーディオンを弾いたことがあるんですよ。だから、そういうところもちょっと運命を感じています!

Q:一番のお気に入りのプリンセスや、思い入れのあるディズニー作品はありますか

橋爪:「アラジン」シリーズは、全部お家にあって、もう何十回も観ています!ジャスミンに対してとても愛着がありますね。ジャスミンはアラブ系で、エレナはラテン系。エキゾチックという点では、少し近いものを感じていて、とても嬉しいです。

空見:小さい時からディズニー作品を何度も観ているので、好きな作品が幾つもあるんですけど・・・一番記憶に残っていて世界観に引き込まれたのは、「バンビ」です。ものすごく好きで、幼稚園の時、あまりに繰り返し観すぎて、セリフを全部しゃべっていたみたいです。テレビを観ながら「僕とんすけ!」って話していたみたいで。そのあと、「白雪姫」と「アラジン」もすごく好きになりました。自分の名前に「ゆき」が入っているので、特に「白雪姫」にはすごく愛着がわいたりしていました。

Q:最後に番組を楽しみにしている視聴者にメッセージをおねがいします

橋爪:「アバローのプリンセス エレナ」は、アメリカでは既にとっても人気があるんですが、日本でも同じように人気が出てくれるかなって、すごくドキドキしています。今回地上波で放送されることになって、より多くの人に観ていただいて、日本でも沢山の人に愛してもらえると良いなと思っています。ぜひお楽しみください!

空見:魅力がたっぷり詰まった作品なので、ぜひ多くの方に観ていただきたいです!作品を純粋に楽しんでもらって、いっぱい愛してもらえるようになってほしいし、そうなれるように、私たちも、もっともっと努力をして頑張ります!

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『アバローのプリンセス エレナ』
4月2日(日)放送スタート!
テレビ東京系列6局ネットで 毎週日曜日朝7時30分~放送
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©Disney