ミュージシャンのMGKことマシン・ガン・ケリーが、11月20日に米ロサンゼルスで開催された音楽授賞式、アメリカン・ミュージック・アワード(AMAs)に出演し、ド派手な衣装姿を披露した。ラッパーとしてキャリアをスタートさせ、2020年からはロックのジャンルに挑戦しているMGK。今年3月に発表した2作目となるロック・アルバム「メインストリーム・セルアウト」で、2022年度のフェイバリット・ロック・アーティスト賞を見事受賞。全身が無数のトゲで覆われた「ドルチェ&ガッバーナ(Dolce & Gabbana)」のパープルカラーのスーツ、黒のスタッズ付きブーツを着用し、ステージに登壇した。
▼マシン・ガン・ケリーのインスタグラム(machinegunkelly)より
ファンに感謝の気持ちを伝えたMGKは、このスーツはトイレで「不快に感じる」と衣装に触れつつ、「不快と言えば、ロックのコミュニティでは俺を“よそ者”と呼ぶ人もいるけど、彼らは間違っている。俺はロケットマンだ」とスピーチ。「これまで発表した2作のロック・アルバムは、俺にとって月に行くようなものだった。でも、宇宙の探検はまだ終わっていない。火星でまた会おう!」と締めくくった。
インスタグラムでは、トロフィーをアピールした記念フォトや、衣装とウニを比較した写真もシェア。「フェイバリット・ロック・アーティスト賞に投票してくれた皆さんに感謝します」と喜びをつづっている。なお、授賞式の会場では大御所シンガーのライオネル・リッチーの隣に着席していたようで、SNSではライオネルの安全を心配する声も上がっていた。
最新アルバム「メインストリーム・セルアウト」は、先日ノミネーションが発表された本年度のグラミー賞で最優秀ロック・アルバム賞にノミネートされている。
▼マシン・ガン・ケリーのインスタグラム(machinegunkelly)より
▼マシン・ガン・ケリーのスピーチ映像
▼マシン・ガン・ケリーのインスタグラム(machinegunkelly)より
▼マシン・ガン・ケリーのインスタグラム(machinegunkelly)より
現在32歳のMGKは、本名のコルソン・ベイカー名義で俳優としても活躍中。ケヴィン・ベーコンと共演する最新作『ワイルド・ロード』が12月2日より公開。私生活では今年1月に女優のミーガン・フォックスと婚約して話題となった。
▼『ワイルド・ロード』の予告編