ジェイミー・ドーナン「『マイティ・ソー』のオーディションを受けて…」同郷のケネス・ブラナーとの不思議な縁を語る!

『フィフティ・シェイズ』シリーズで知られるジェイミー・ドーナンが、最新作『ベルファスト』でタッグを組んだケネス・ブラナーとの不思議な縁についてトーク番組で語った。

▼ジェイミー・ドーナン 「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン」のインスタグラム(fallontonight)より

ケネス・ブラナーが監督・製作・脚本を務めた新作映画『ベルファスト』に出演したジェイミーは、同作のプロモーションで、米トーク番組「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン」に登場。

▼ジェイミーが出演した「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン」の映像。ケネスについてのトークは3:00から。

映画『ベルファスト』の舞台である、北アイルランド・ベルファスト出身のジェイミーとケネス。番組司会者のジミー・ファロンからケネスとの出会いについて聞かれ、ジェイミーは「ケネスがかつて監督を務めた『マイティ・ソー』のオーディションを受けた」と返答。「でも、彼が僕の(オーディション用の)テープを見たとは思わないよ。ひどかったからね」と続け、オーディションを受けた役は主人公のソーではなく「もっと小さな仲間の役」と明かした。

また、医学の教授で産科医だったジェイミーの父とケネスは昔からの知り合いだったという。「僕の父とケネス・ブラナー、数人の医師が並んだ写真がいつも家にあったんだ」と、少年時代からケネスと縁が深かったと言い、今回の映画出演で「一周りして元に戻ってきたみたいだ」としみじみ語っている。

▼『ベルファスト』特報映像

『ベルファスト』は、監督のケネス自身の幼少期を投影した自伝的作品。9歳の少年バディの目線を通して、愛と笑顔と興奮に満ちた日常と、激動の時代に翻弄され様変わりしていく故郷ベルファストを克明に映し出す。

本作は第46回トロント国際映画祭で最高賞にあたる観客賞を受賞して以降、本年度の賞レースを席捲中。少年バディの父親役を演じたジェイミーは、第79回ゴールデン・グローブ賞助演男優賞にノミネートを果たすなど、数々の批評家賞で注目を集めている。『ベルファスト』は、2022年3月に公開予定だ。

現在39歳のジェイミーは、モデルとして活躍後、ソフィア・コッポラ監督作『マリー・アントワネット』(2006)で映画デビュー。TVシリーズ「ワンス・アポン・ア・タイム」(2011〜2013)、「THE FALL 警視ステラ・ギブソン」(2013〜2016)にレギュラー出演した後、官能ラブストーリー『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』(2015)の富豪クリスチャン・グレイ役で脚光を浴び、続編『フィフティ・シェイズ・ダーカー』(2017)と『フィフティ・シェイズ・フリード』(2018)にも同役で出演した。

私生活では、女優でシンガーのアメリア・ワーナーと2013年に結婚。2人の間には、8歳の長女ダルシー、5歳の次女エルヴァ、2歳の三女アルバータがいる。