ロバート・ダウニー・Jr.「真の異端な映像作家」父ロバート・ダウニー・Sr.が死去

『アイアンマン』シリーズで知られるロバート・ダウニー・Jr.が、父で映画監督&俳優のロバート・ダウニー・Sr.が85歳で亡くなったことを自身のインスタグラムで公表した。

▲ロバート・ダウニー・Sr.
ロバート・ダウニー・Jr.のインスタグラム(robertdowneyjr)より

7月7日に父の死去をインスタグラムで明かしたロバートは、「昨夜、数年にわたってパーキンソン病と闘ってきた父が安らかに眠りについた。父は真の異端な映像作家で、いつでも非常に楽観的な人だった」とコメント。

3度の結婚歴がある父ロバートは、最初の妻で女優のエルシー・フォードとの間に娘のアリソンと息子のロバートを授かった。2人目の妻で女優&脚本家のローラ・アーンストは病気により死去し、作家のローズマリー・ロジャーズと3度目の結婚をした。

ロバートは「継母の計算によると、2人は2000年以上にわたって幸せな結婚生活を送っていた。ローズマリー・ロジャーズ=ダウニー、あなたは聖人だ。僕たちはあなたのことを思い、祈っています」とメッセージをつづっている。

父ロバートは、コメディ『Putney Swope(原題)』(1969)や西部劇『Greaser’s Palace(原題)』(1972)などの社会風刺映画の監督を務めて注目され、『L.A.大捜査線/狼たちの街』(1985)、『ブギーナイツ』(1997)、『マグノリア』(1999)などの話題作にも出演。2005年のドキュメンタリー『Rittenhouse Square(原題)』が監督としての最後の作品、2011年の映画『ペントハウス』が最後の出演作となった。

現在56歳のロバートは、2歳年上の姉アリソンと共に、1970年の父の監督作『Pound(原題)』に子役として映画初出演を果たした。

ロバートの投稿のコメント欄には、ジェレミー・レナー、グウィネス・パルトロウらマーベル映画の共演者たちからも追悼コメントが寄せられている。