『ラ・ラ・ランド』、『アメイジング・スパイダーマン』シリーズで知られるエマ・ストーンが、2年前にイギリスのガールズグループ、スパイス・ガールズのコンサートで肩を骨折したという噂についての真相をトーク番組で明らかにした。
▲エマ・ストーン
エレン・デジェネレスのインスタグラム(theellenshow)より
5月28日に劇場&ディズニープラスのプレミアアクセスにて公開された映画『クルエラ』で主演を務めたエマ。最新作のプロモーションで、エレン・デジェネレスがホストを務める米トーク番組「エレンの部屋」にリモート出演した。
▲司会のエレン・デジェネレス(左)、エマ・ストーン(右)
エレン・デジェネレスのインスタグラム(theellenshow)より
トークは、2019年6月にイギリスのウェンブリー・スタジアムで開催されたスパイス・ガールズのコンサートを楽しんだエマが、会場で骨折したという噂の話題に。
▲エマが出演した「エレンの部屋」。肩の骨折についてのトークは3:15から。
エマは、スパイス・ガールズとアメリカのポップロックバンド、HAIM(ハイム)のメンバーとの記念撮影で左腕にギプスを付けた姿で現れ、コンサート会場で友人の肩から落ちて骨折したとメディアで報道されていた。
▲(左から)ダニエル・ハイム、アラナ・ハイム、メラニー・ブラウン、メラニー・チズム、エマ・ストーン、エマ・バントン、ジェリ・ハリウェル、エスティ・ハイム
エレン・デジェネレスのインスタグラム(theellenshow)より
2年前の出来事を振り返ったエマは、『クルエラ』の撮影が始まる直前の2019年6月に「肩を2か所骨折した」と明かしたものの、「なぜかスパイス・ガールズのコンサートで肩を骨折したという噂が流れた。誰かの肩の上に乗って、落ちて骨折したって。でも、それは本当の話じゃない!」と噂を否定。
「ロンドンで行われたスパイス・ガールズのコンサートに行ったんだけど、その前日の夜、誰かが近くで小さなホームパーティーをやっていたの。その家のワックスがかかったような床で滑ってしまって肩を骨折した」とのこと。「次の日、腕に小さなバンドを付けてスパイス・ガールズのコンサートに行った。この時は骨折してるとは思わなかった」と、そのままコンサートを楽しんだようで、翌日、病院で骨折だと正式に診断されたという。
スパイス・ガールズの大ファンだというエマは、2018年11月に米トーク番組「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン」のインタビューで、メンバーの“ベイビー・スパイス”ことエマ・バントンにちなんで活動名を決定したと告白。「私の本名はエミリーなんだけど、エマと呼ばれたかった」と語っている。
現在32歳のエマは、『スーパーバッド 童貞ウォーズ』(2007)で映画デビュー。『キューティ・バニー』(2008)、『ゾンビランド』(2009)などに出演後、ウィル・グラック監督のコメディ『小悪魔はなぜモテる?!』で初主演を務め、ゴールデン・グローブ賞主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされた。『アメイジング・スパイダーマン』(2012)、その続編『アメイジング・スパイダーマン2』(2014)では、ヒロイン役であるグウェン・ステイシー役で連続出演。『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(2014)では主人公の娘役でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、『ラ・ラ・ランド』(2016)で女優の卵役でアカデミー賞主演女優賞に輝いた。
このほかの出演作は、『ラブ・アゲイン』(2011)、『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』(2011)、『L.A. ギャング ストーリー』(2013)、『マジック・イン・ムーンライト』(2014)、『教授のおかしな妄想殺人』(2015)、『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』(2017)、『女王陛下のお気に入り』(2018)、『ゾンビランド:ダブルタップ』(2019)などがある。