レオナルド・ディカプリオがマーティン・スコセッシ監督と再タッグを組む新作映画『キラーズ・オブ・ザ・フラワー・ムーン(原題)』のファーストルックがお披露目となった。
▲リリー・グラッドストーン(左)、レオナルド・ディカプリオ(右)
レオナルド・ディカプリオのインスタグラム(leonardodicaprio)より
Apple TV+オリジナル作品となる本作は、デイヴィッド・グランによるノンフィクション「花殺し月の殺人 -インディアン連続怪死事件とFBIの誕生」を映画化。1920年代のアメリカの南部オクラホマを舞台に、豊富な石油資源を有する先住民オセージ族と彼らの複数の関係者が殺害された事件の謎を描く。
レオナルドとスコセッシ監督は、本作で6度目のタッグとなる。共演は『タクシードライバー』などでスコセッシ監督と長年にわたってタッグを組んできたロバート・デ・ニーロ、TVシリーズ「ブレイキング・バッド」で知られ、『アイリッシュマン』に出演したジェシー・プレモンスら。脚本は『フォレスト・ガンプ/一期一会』のエリック・ロスが務める。
この度公開されたのは、レオナルドとリリー・グラッドストーンの共演シーン。レオナルドは、ロバート・デ・ニーロ演じる有力な牧場主の甥アーネスト・バックハート役を演じ、リリーはアーネストの妻でオセージ族の女性モリー役として出演する。
現在46歳のレオナルドは、10代から子役として活動し、TVドラマなどに出演後、1991年に『クリッター3』で映画デビュー。『ギルバート・グレイプ』(1993)でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、大ヒット映画『タイタニック』(1997)で世界的なスターとなる。以降は『アビエイター』(2004)、『ブラッド・ダイヤモンド』(2006)、『ウルフ・オブ・ウォール・ストリート』(2013)でアカデミー賞主演男優賞にノミネート、『レヴェナント:蘇りし者』(2015)で同賞を4度目のノミネートにして初受賞した。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)でもアカデミー賞主演男優賞の候補となった。
このほかの主な出演作は、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(2002)、『ディパーテッド』(2006)、『シャッター アイランド』(2010)、『インセプション』(2010)、『ジャンゴ 繋がれざる者』(2012)、『華麗なるギャツビー』(2013)など。待機作は、ジェニファー・ローレンスら豪華スターたちが共演する2021年内にNetflixで配信予定のコメディ『ドント・ルック・アップ(原題)』などがある。