TVシリーズ「ハンニバル」、映画『007 カジノ・ロワイヤル』などに出演したマッツ・ミケルセンが、ハリソン・フォード主演のアドベンチャー映画『インディ・ジョーンズ』シリーズ第5弾に出演することが決定した。米メディア「Deadline」などが伝えている。

▲マッツ・ミケルセンのインスタグラム（theofficialmads）より

マッツは自身の公式インスタグラムでも「新たな冒険」というキャプションを付け、同作への出演を伝えた。

『インディ・ジョーンズ』は、考古学者インディアナ・ジョーンズの冒険を描いた大ヒットシリーズ。映画シリーズでは、1981年に第1弾『レイダース／失われたアーク《聖櫃》』、1984年に第2弾『インディ・ジョーンズ／魔宮の伝説』、1989年に第3弾『インディ・ジョーンズ／最後の聖戦』、2008年に第4弾『インディ・ジョーンズ／クリスタル・スカルの王国』が公開された。

シリーズ第5弾では、主演のハリソン・フォードが続投し、マッツのほか、ドラマ「Fleabag フリーバッグ」に出演し脚本家としても活躍するフィービー・ウォーラー＝ブリッジが共演。監督は『LOGAN／ローガン』、『フォードvsフェラーリ』のジェームズ・マンゴールドが務め、前4作品を手がけたスティーヴン・スピルバーグ監督からメガホンを引き継ぐ。スピルバーグは製作に参加し、音楽はジョン・ウィリアムズが引き続き担当する。同作は2022年7月29日に米国公開予定だ。

デンマーク出身で“北欧の至宝”とも呼ばれる実力派のマッツは、プロのダンサーとして活躍後、1996年に『プッシャー』で映画デビュー。ハリウッドに進出し、『007 カジノ・ロワイヤル』（2006）で悪役を演じ世界的な知名度を上げ、ドラマシリーズ「ハンニバル」（2013〜2015）でハンニバル・レクター役を好演しブレイクした。最近は、マーベル映画『ドクター・ストレンジ』（2016）、『ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー』（2016）などの話題作に出演している。

主演を務めたデンマーク映画『アナザーラウンド』は、本年度の第93回アカデミー賞で国際長編映画賞にノミネート。日本では2021年9月3日に公開される。また、『ハリー・ポッター』シリーズの新たな物語で、2022年7月に米国公開予定の『ファンタスティック・ビースト』シリーズ第3弾に、降板したジョニー・デップに代わりグリンデルバルド役として出演する。