『パルプ・フィクション』、『アベンジャーズ』シリーズなどで知られるサミュエル・L・ジャクソンが、新型コロナウイルスのワクチンを接種したことをインスタグラムで報告した。
▲サミュエル・L・ジャクソンのインスタグラム(samuelljackson)より
現在72歳のサミュエルは、米カリフォルニア州ロサンゼルスのイングルウッドにあるイベント会場、ザ・フォーラムに設立された新型コロナの予防接種会場でワクチンを接種したことを明かした。
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のニック・フューリー役でもおなじみのサミュエルは、『アベンジャーズ』のキャラクターがデザインされたマスクを着用したセルフィーを公開し、「ザ・フォーラムで最初の予防接種を受けたよ!!」とコメント。予防接種はドライブスルー形式で行われ、交通整理された会場の様子も伝えている。
▲サミュエル・L・ジャクソンのインスタグラム(samuelljackson)より
米メディア「ロサンゼルス・タイムズ」によると、ロサンゼルスでは複数の大規模な予防接種会場が開設され、1日あたりの接種人数は2万人を目標としている。同地域では65歳以上の人が予防接種の予約を申し込むことが可能で、1回目のワクチン接種から21日後に2回目を受ける必要がある。
最近では、『ターミネーター』シリーズで知られる73歳のアーノルド・シュワルツェネッガーがワクチンを接種したことをインスタグラムで報告。ロサンゼルスのドジャー・スタジアムに設立された予防接種会場で、車に乗りながらワクチンを接種する動画を公開し、『ターミネーター』の有名な台詞「生き延びたければ一緒に来い」と呼びかけていた。
このほか、ワクチンの接種を公表した65歳以上の著名人には、アメリカではコメディアン&俳優のスティーヴ・マーティン、イギリスでは『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのガンダルフ役で知られるイアン・マッケラン、『007』シリーズのジュディ・デンチ、『X-MEN』シリーズのプロフェッサーX役でおなじみのパトリック・スチュワートらがいる。
サミュエルは、多くの舞台で経験を積み、『ラグタイム』(1981)で映画デビュー。『スクール・デイズ』(1988)以降、スパイク・リー監督作品の常連となり、『ジャングル・フィーバー』(1991)でカンヌ国際映画祭助演男優賞を受賞した。その後、『ジュラシック・パーク』(1993)への出演を経て、クエンティン・タランティーノ監督作『パルプ・フィクション』(1994)でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされ注目を集める。以降も、『ダイ・ハード3』(1995)、『評決のとき』(1996)などの話題作に出演。『スター・ウォーズ』シリーズ(1999、2002、2005)のメイス・ウィンドゥ役、MCUの映画シリーズのニック・フューリー役など、世界的人気シリーズでも重要なキャラクターを演じている。
そのほかの出演作は、『ジャッキー・ブラウン』(1997)、『交渉人』(1998)、『ディープ・ブルー』(1999)、『アンブレイカブル』(2000)、『スネーク・フライト』(2006)、『ジャンゴ 繋がれざる者』(2012)、『キングスマン』(2014)、『ヘイトフル・エイト』(2015)、『キングコング:髑髏島の巨神』(2017)、『ヒットマンズ・ボディガード』(2017)、『ミスター・ガラス』(2019)、『ザ・バンカー』(2020)などがある。