伊藤健太郎、トム・ホランドと対面!「今の気分は?」『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』ワールドプレミアレポート

2017年、新たにアベンジャーズを中心としたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の世界に参戦したスパイダーマン。その最新作で、トム・ホランド主演の『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』が、6月28日(世界最速)より公開中。このほど、現地時間6月26日LA チャイニーズ・シアターにてワールドプレミアが開催され、トム・ホランド、サミュエル・L・ジャクソン、ジェイク・ギレンホール、ゼンデイヤに加え、ニック・フューリーの日本語吹替版声優を担当する竹中直人、そして本作のアンバサダーを務める伊藤健太郎が登場した。

レッドカーペット上には糸を放つ巨大なスパイダーマンのオブジェがお出迎え。会場前のハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムにはスパイダーマンのコスプレをしたファンたちや、ポスターやスマホを手にしたファンたちが群れをなし、ハリウッドの街が熱狂と興奮に包まれた。

ワールドプレミアに人生で初めて参加した伊藤は、ハリウッドならではの豪華なレッドカーペットやファンの盛り上がりを目の当たりにして、「すごいテンション上がりますね!スパイダーマンファンなので、本物のスパイダーマンであるトム・ホランドや、サミュエルとジェイクに会えるのは、めちゃくちゃ楽しみです!!」と興奮を抑えきれない様子。竹中は全身黒ずくめの服装に左目には眼帯と、まさに“日本のニック・フューリー”の出で立ちで登場。「本物のキャストに会えるなんて最高!」と笑顔を見せ、サミュエルとの再会について聞かれると「本人を目の当たりにするだけで満足です」と謙虚にコメントした。

満を持して主演のトムが登場すると、ファンのボルテージも最高潮に。約800人のファンより大歓声を浴びながらファンサービスを行った。そして竹中が見守る中、伊藤はトムと対面することに成功。伊藤が「今の気分は?」と声をかけると、トムは「最高の気分だよ。でもちょっと圧倒されてるかな、正直なところ。ちょっぴり緊張しているよ。でも順調に進んでいるし、映画も世界中で観てもらえるし、すごくワクワクしている。すごく誇らしい作品だし、ソニーもマーベルもすごく誇らしく思っている。だからとにかく早く観てもらいたい」と笑顔を見せた。さらにトムは「日本のみんなは僕がどのくらい日本を好きかわかっていると思うけど、日本の人も食も大好きだし、本当に素晴らしいところだから早くまた日本に行きたいよ」と日本へラブコール。「大傑作エンドゲームから続く映画で、フェーズ3の結末でもあり、フェーズ4の序章でもある。がっかりはさせないよ!」と日本のファンへメッセージを送った。

本作で新しいヒーローとなるミステリオを演じたジェイクは「すごく光栄だったよ。この大きなユニバースの一部になることができて。彼ら(マーベル)は何年もかけて何本もの素晴らしい映画を作ってきた。今回の脚本のミステリオも素晴らしかったんだ。だから光栄だったよ」と、MCU作品に参加できた喜びを語った。ピーター・パーカーとのロマンスが気になるMJ役のゼンデイヤは背中が大きくあいたセクシーなドレスで登場し、「たくさんの愛と応援をありがとう!この作品を楽しんでもらえることを心から願っています」と口にした。

竹中は、2012年8月の『アベンジャーズ』ジャパン・プレミア以来、7年ぶりにサミュエルと再会。なんとサミュエルが先に竹中に気付き、笑顔で駆け寄り、熱いハグを。サミュエルは「また会えて嬉しいよ!元気だった?」と再会を喜び、竹中も「サミュエルに会えて良かった!」と満足げな表情で、記念撮影を楽しんでいた。

さらに、伊藤はキャストらとともにいち早く本作を鑑賞。公開を待ち望む日本のファンへ「前作『ホームカミング』が好きだったので、すごく楽しく観させていただきました!『アベンジャーズ/エンドゲーム』から繋がっている部分もあり、アイアンマンがいない中でのピーターの葛藤が丁寧に描かれていました。あと、MJとのラブストーリーがすごく魅力的でした!」と興奮気味にコメント。好きなシーンを聞かれると「飛行機の中でスパイダーマンが自分のスーツを作るシーンがあるのですが、それを(アイアンマンの親友の)ハッピーが後ろから見て、どこかピーターがアイアンマンと重なっているように見えて微笑んでいるシーンが一番好きです!アイアンマンの後をこれからスパイダーマンが継いでいくのを彷彿とさせているようで、あれは是非、観てほしいです!」と一番の感動ポイントを熱く語り、見事アンバサダーの大役を果たした。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』
6月28日(金)より公開中
監督:ジョン・ワッツ
脚本:クリス・マッケナ&エリック・ソマーズ
出演:トム・ホランド サミュエル・L・ジャクソン ゼンデイヤ コビー・スマルダーズ ジョン・ファヴロー J・B・スムーヴ ジェイコブ・バタロン マーティン・スター マリサ・トメイ ジェイク・ギレンホール
日本語吹替え版キャスト:榎木淳弥 高橋広樹 竹中直人 大西健晴 真壁かずみ 吉田ウーロン太 水瀬いのり 安藤麻吹
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

【ストーリー】 ピーター(トム・ホランド)は夏休みに、学校の友人たちとヨーロッパ旅行に出かける。しかしそこでニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)が突如現れ、ピーターにミッションを与える。目の前に立ちはだかる危機の大きさに、「僕はただの“隣人”だ」とピーターは怖気づくが、ニックはその使命をスパイダーマンに託す。ヴェネチア、ベルリン、ロンドンといったヨーロッパ都市をはじめ、各国を危機に陥れるのは、炎や水など自然の力を操るクリーチャーたち。世界に危機が迫る中、ニックはベック(ジェイク・ギレンホール)と呼ばれる人物をピーターに引き合わせる。“別の世界”から来たという彼もまた、ピーターと共に敵に立ち向かっていく。ベックは、マーベル・コミックでは「ミステリオ」として知られる人物。本作では味方となるのか、それとも…。そしてこの戦いに、ソーやキャプテン・マーベルの力は借りられない。ピーター=スパイダーマンはこの危機をどう乗り越えていくのか?今、世界は彼に託される!