ジャスティン・ティンバーレイク、息子に父親として教えている“教訓”を明かす「すべての人は平等」

『ソーシャル・ネットワーク』、『TIME/タイム』などに出演した、歌手で俳優のジャスティン・ティンバーレイクが、息子サイラスくんとの2ショット写真とともに、自身の父親としての想いをインスタグラムで発信した。

▲ジャスティン・ティンバーレイクのインスタグラム(justintimberlake)より

6月21日の父の日に、ジャスティンは、妻で女優のジェシカ・ビールとの間に生まれた5歳の息子サイラスくんとの2ショット写真を公開。

最近は「男の子は父親になる」ことについて考えていたというジャスティンは、アメリカで人種差別反対を訴える抗議運動が拡大している中、子どもに人種間の平等と尊重について教えるという、親としての責任について想いを伝えている。

ジャスティンは「僕たちは息子に、すべての人を愛し、尊敬するよう教えようとしている。すべての人は平等に生まれ、誰もが肌の色によって異なる扱いを受けるべきではないということを教えている。このことを僕たちが息子に教えているのは、いつか彼が自分の子どもたちに同じことを教えるから。これは循環なんだ」と投稿。

続けて、「僕たちが、何世代にもわたって国中のシステムやコミュニティを苦しめてきた差別をなくそうと力を尽くしている今…最初の教訓は家庭で始まるということを実感している。こうした教訓を、父と母が僕に最初から教えてくれたことに感謝している」と自身の両親への感謝の気持ちとともに、息子にも同じように接していきたいという気持ちをつづっている。

人種差別反対運動の「ブラック・ライヴズ・マター(Black Lives Matter=黒人の命は大切だ)」のムーブメントが高まり、父の日を迎えたジャスティンは「世の中の父である皆さん、父の日おめでとう。僕たちはこうした教訓を、夜に扉が閉ざされる場所(=家)で息子や娘たちに教えなければいけないけど、毎朝同じドアが開いて子どもたちを送った場所でも、この教訓を“真実”にしようという気持ちを、僕と同じように奮い立たせてほしいと思う。やるべきことはたくさんある。そのために僕たちは作られている。僕たちは父親なのだから。皆さんに愛を送ります」と力強いメッセージを発信している。

▲ジャスティン・ティンバーレイクのインスタグラム(justintimberlake)より

▲ジャスティン・ティンバーレイクのインスタグラム(justintimberlake)より

▲ジャスティン・ティンバーレイクのインスタグラム(justintimberlake)より

妻のジェシカは、ジャスティンがサイラスくんを肩車している写真とともに「父親であるということは割に合わない仕事になる時もあるけど、今日は、私たちの生活において、あなたがどれほど大切な存在かわかってもらえたら嬉しい。私たちは永遠にあなたを愛してるわ」と愛情あふれるメッセージを投稿している。

▲ジェシカ・ビールのインスタグラム(jessicabiel)より

ジャスティンは、グラミー賞10冠、エミー賞4冠に輝く総合エンターテイナー。1998年、ボーイズグループ「イン・シンク」の一員としてデビューアルバムを発表し、トータルセールス4,000万枚以上という偉業を達成。アルバム「ジャスティファイド」(2003)でソロデビューし、ミュージシャンとして一躍人気に。一方で、『エジソン』(2005)で映画初出演を果たし、その後も『ブラック・スネーク・モーン』(2006)や『シュレック3』(2007/声の出演)、『ソーシャル・ネットワーク』(2010)などに出演し、『TIME/タイム』(2011)では主演を務めた。『トロールズ』(2016)では声優だけでなく音楽プロデュースも手掛け、自身が歌唱した主題歌「Can’t Stop The Feeling!」は第89回アカデミー賞主題歌賞にノミネートされた。

そのほかの主な出演作には、『バッド・ティーチャー』(2011)、『ステイ・フレンズ』(2011)、『人生の特等席』(2012)、『ランナーランナー』(2013)、『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』(2013)、『女と男の観覧車』(2017)などがある。