【全起こし】佐野岳、水樹奈々「愛が詰まった映画、少しでも背中を押せれば」映画『ふたつの昨日と僕の未来』全国公開初日舞台挨拶レポート 全文掲載

MC:ありがとうございます。石川市長、お願いします。

石川:実は私も映画を見た時に、現実の世界とパラレルワールドが被さって、なかなか理解ができなかったんです。監督にそれを言いますと、一回では分からないので、二回、三回と見ていただきたいと言われました。若い人は一回で分かるそうですけど(笑)。私みたいな歳をとった人間は、二、三回見ないと理解できないようです(笑)。今日は楽しみにしていただけたらと思います。そして気に入っていただけたら、ぜひまた新居浜にお越しいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

MC:ありがとうございます。最後に佐野さん、締めでお願いします。

佐野:はい。いよいよ公開ということで、初日からこれだけ多くの方に来ていただけて、本当に嬉しく思っております。この映画なんですけども、とても繋がりを大切に描いた作品になっております。スマホとか携帯で簡単に連絡がとれたり、繋がれる時代だからこそ、この映画を通して本当の意味でのつながりを感じていただければと思います。僕自身、少しでも背中を押せればいいなという思いで臨ませてもらいました。少しでも多くの方に見ていただいて、感じ取っていただければ嬉しいと思いますし、本当に良かったと思ったら、ツイッターだったりで宣伝していただければ嬉しいと思います。『ふたつの昨日と僕の未来』、略して「ふた僕」、#ふた僕 として広めていって、この作品を大きくしていっていただければと思います。今日は最後まで楽しんでいってください。今日はありがとうございました。

『ふたつの昨日と僕の未来』
11月9日(金)よりTOHOシネマズ 新居浜 他にて愛媛県先行ロードショー
12月22日(土)より全国公開
監督:大森研一
脚本:福田卓郎 大森研一
主題歌:水樹奈々
出演:佐野岳 相楽樹 菅谷哲也 菅野莉央 久保田悠来 宮地真緒 榎本孝明 神保悟志 岩本多代
配給:キャンター

【ストーリー】 マラソンランナーとしてオリンピックを目指していた海斗(佐野岳)。しかし、怪我を理由に現役を断念する。その後は市役所に勤め、無気力な日々を過ごしてきたが、とうとう彼女の真里乃(相楽樹)にも見放される。そんなある日、観光案内で訪れた山の中で大雨に見舞われ、逃げ込んだ先に不思議な坑道を見つける。雨を避けようと中へ入ったはずが、なぜか坑道の外へ。そこは、同じ場所だが雨が止んでいる。その瞬間、経験したことがないはずの記憶が駆け巡った。交差する記憶に混乱しながら街に戻ると、喧嘩していたはずの真里乃とは順調に交際し、オリンピックの金メダリストとして街の英雄に!?市役所では、事故で亡くなったはずの父・悟(神保悟志)が上司として働いていた。家に帰ると、生きていたはずの祖母・智恵子(岩本多代)の遺影があり、とっくに亡くなったはずの祖父・哲夫が現れる。訳が分からない海斗に哲夫から驚きの事実を告げられる。2つの世界の狭間で揺れ動く海斗。果たして彼が進む未来は?

©2018 「ふたつの昨日と僕の未来」製作委員会