MC：（笑）。さあそして続いては渋川さん、いかがでしょうか。
渋川：うーん、一番っていうことではないんですけど、2018年、（自分の出演した）映画が公開したのがすごい多かったんですよ。で、こうやって挨拶みたいなのがすごい多かったなと思って。これが今年最後…ではないな。来週もあるな。そう、先週もあったし、12月はほとんど全部そんな感じだし…。うーんなんか、感慨深いな～。
MC：でもこのように、なかなか皆さんとお会いできる機会っていうのはないと思いますが。
渋川：うん、なんかこういうのは苦手っていうか、あんまり好きじゃなかったんですけど…慣れてきますね。だんだん、なんとなくですけど。これが記憶かな～。
MC：ありがとうございます（笑）。さあそして伊藤さんも教えていただけますか？
伊藤：最近すごい記憶に残ることがあったんですけど、ちょっとそれは言えなくて…（笑）。じゃあ何にしようってずっと。本当に言えないんで！
玉木：そこまで言っておいて言わないの！？
伊藤：本当に言いたいんですけど！でもちょっと言えないんですよね…。だからそれを消してどうやってその奥の記憶を出そうかってずっと考えてたんですけど…、なんか出てこない…（笑）！
玉木：そんなに強いんだね（笑）。どういう言えないやつなの？
伊藤：すごい衝撃的だったんですよね。それで、ただ一つ、台風がすごく多かったし、撮影してるときにもそういうことが重なったりとかもあったり。で、実際、大した助けにはならなかったんですけど、広島の呉市の方にちょっとだけ行ってボランティアをさせていただいたときの、ちょっとこう、町は今大丈夫なのかな？っていう記憶が残ってますね。
MC：確かに、伊藤さんといえばやはり、東日本大震災のときでも東北の方にボランティアされていたりと。
伊藤：なんかこう、助ける場所がありすぎて、どうしたらいいか分からないっていう気持ちがずっとあったなっていう感じでしたね。
MC：はい。でもそういった思いがあるだけで、被災者の方々にとっては嬉しいといいますか、寄り添っているというお気持ちは伝わったと思います。さあそして、監督もせっかくですから是非、教えていただきたいのですが。
武：ほとんどプライベートがなく、撮影の記憶しかないっていうのがあって、今年は半分以上自分の家にいなかったっていう。撮影現場と地方ロケとか、そういう準備とかシナリオ作ったりするので、それは今でも続いていてありがたいことなんですけど…うーん、記憶として残っていて。あとは、自分の作った作品を上映したり、今日もそうですけど、観ているとそのときの撮影の記憶っていうのが思い出す、ワンカットワンカット思い出します、はい。
MC：では今日も一話上映ですので、そのときの記憶が蘇ってくるかもしれません。さあそして羽田さん、いかがでしょうか？
羽田：そうですね…。夏に始めた、自分の作品を朗読するYoutubeが全然人気ないことです。宣伝するためにYoutubeで朗読（の動画）をアップすれば、中高生とか若い世代が買ってくれるかなと思って、カメラとかも（含めて）60万円分くらい色々揃えて買ったんですけど、再生回数171回とか…。
登壇者全員：（笑）。
羽田：全然元取れてないんですよ…。だから！こういう映像化は結構いい宣伝になると思うので！でまあ、さっきから出演者の皆さん、ネタバレをすごい気にされてるんですけど、お客さんはみんな僕の原作読んで…は…。ん、ネタベレもクソもないんですよ、こんなん！だから、原作もお願いします。もちろん、多少映像と脚本は違うんすけど、だいたい大筋同じなんで…、読んでいただければね、そんな心配もする必要ないんすけどね！っていうわけでね、お願いします、皆さん（笑）。
MC：（笑）。是非ともね皆さん、原作も読んでらっしゃると思いますし、Youtubeも今夜は絶対に見ると思いますので、再生回数上がると思います！
内田：280ぐらいになるかも！
MC：280！100増えたということで（笑）。ありがとうございます！みなさんの2018年の“記憶”を聞いて参りました。さあ残念ながら、あっという間にお時間がきてしまいました。皆様を代表して主演の玉木さんから、これから本作をご覧になる皆様に向けてメッセージをお願いいたします！
玉木：はい！羽田さんが一生懸命生んだ世界を、武さんのすごく熱い熱量で作り上げた作品となっております。現場でも言ってたんですけど、5時間近い映画だと思って観ていただくのが一番良いのかなと思っておりますし、WOWOWはそれくらい集中して観ていただける枠だと思っています。なので、今日観ていただいて必ず次が気になるような終わり方をしていると思うので、是非これがオンエアされるときはまた、テレビの方でじっくりとご覧になってください。本日はありがとうございました！
「連続ドラマW 盗まれた顔 ～ミアタリ捜査班～」
2019年1月5日（土）よりWOWOWプライムにて放送開始
毎週土曜よる10：00 （全5話・第1話無料放送）
監督：武正晴
原作：羽田圭介「盗まれた顔」（幻冬舎文庫）
脚本：足立紳
音楽：海田庄吾
出演：玉木宏 内田理央 町田啓太 丸山智己 渋川清彦 中村ゆり 眞島秀和 友近 山崎樹範 伊藤歩
【ストーリー】 警視庁捜査共助課に勤める白戸崇正（玉木宏）は顔だけを頼りに、潜伏する指名手配犯を捕まえる“見当たり捜査員”だ。部下の安藤（内田理央）、谷（町田啓太）らと共に繁華街を行き交う群衆を見つめ、脳に刻んだホシの顔を探し続ける日々。そんなある日、白戸は群衆の中に「見つかる筈のない顔」を見てしまう。4年前に謎の死を遂げた先輩刑事・須波（渋川清彦）。見間違いだと否定しようとした矢先、白戸は須波にまつわる不可解な噂を耳にする。事件について調べるうち、公安や中国マフィアが動きだし、白戸はいつしか命をも狙われることになる。さらに、同棲している彼女の千春（伊藤歩）の不可解な言動に、白戸はある疑念を抱き始める…。
