MC:あ、そういう理由でのチョイスだったんですか?
武:そうです!大好きです!
MC:(笑)。でもよくこの3人は食べてるシーンがあって、且つ、町田さんも仰っていましたがそういったところが人間っぽさといいますか、職業ならではの必要な部分であると思いますので、ご注目ください。さあそして、続いて渋川さんに伺いたいのですが、渋川さん演じられたこの須波というのは白戸のかつての上司で、4年前に亡くなったとされている役柄ですね。
渋川:されていますね。
MC:はい。で、ダイジェストでご覧いただくと、かつて刑事だったというのが信じられないくらい、ただならぬ怪しさを漂わせていましたが。渋川さんから見て須波という男はどのような人物でしょうか?
渋川:まあ、玉木さんも言ったように孤独ですよねやっぱり。あと、顔を結構隠していたのであまり僕だと分からないです(笑)。いや、内面はね、すごく俯瞰して見れている男だし、すごく頭も切れるしっていう風に自分は思っていました。で、実際にドキュメンタリーを自分も観たときに、(渋川が想像するミアタリ捜査員の)イメージが結構年配の方だったんですね、関西の方だったんですね。なんかいいおっちゃんのイメージだったんですけど、自分の年齢で素直にやるっていうのは…。そうですね、だからちょっとクールにはやったかな~。まあクールにというか、うん、そうですね!
MC:「そうですね」!急にまとめましたね!
玉木:「そうですね」(笑)。
渋川:言ってるうちによく分かんなくなってきちゃった!
武:まああの、盗まれた顔ですよね。
渋川:そうですね、はい。盗まれました、顔。
MC:盗まれましたか(笑)!でも確かにこれから第一話をご覧いただく皆様にはなかなかどこまで言っていいのか分からない役どころですからね。今のところはここまでということで、是非とも皆さん楽しみにしていてください。さあそして、ミステリアスな役柄といえばこの方も非常にミステリアスでした。白戸の同棲中の恋人・千春を演じられました伊藤さん。今回玉木さんとのシーンが多かったですが、久しぶりの共演ということで、いかがでしたか?
伊藤:そうですね、何年ぶりくらいですかね…。
玉木:何年ぶりなんだろうか…? まあ、久しぶりです(笑)。でも何回か共演させてもらっているので。
伊藤:そうなんですよ。でもここ何年かは空いてたんですよね!それで…、前に共演したときの印象は、すごい人にイタズラをしているなって(笑)。よく面白いこと言って笑わせてくれたりしたんですけど、今回は役柄上、結構ストイックに役に入ってらっしゃったと思うんですけど。まあでも楽しくお話はしてたんですけど。で、劇中にわたしが連れてきた猫が家の中にいるシーンが結構あって、演技を一緒にしていたんですけど、玉木さんの猫のあやし方がすごく不器用でびっくりしたっていうのはありました(笑)。(玉木のあやし方が)「おいおいおい~」って(笑)。なんなんだろう?って。
玉木:(笑)。なんかおっさんみたい。ね。
伊藤:(笑)。なんか、慣れてない感じ。
玉木:猫をね、まともに触ったことがないもんで。僕、猫アレルギーで…。だけどなんか猫に触れる役が結構多くて…。
伊藤:ええ~?
玉木:でも普段はなかなかちょっと怖くて近づけない(笑)。
伊藤:そう、なんかその感じで、普通「可愛いね~」とかってやるのを…(笑)。
玉木:可愛いんだけど、一線をなかなか越えられなくて!
伊藤:(笑)。それがなんか見てて面白かったです。
MC:どうしてもアレルギーは発症してしまいますからね、距離を保つというのが(笑)。
玉木:でも綺麗な猫でした。