【全起こし】玉木宏、猫アレルギーで「まともに触ったことがない。一線を越えられなくて…」「連続ドラマW 盗まれた顔 ~ミアタリ捜査班~」完成披露試写会&舞台挨拶レポート 全文掲載

MC:ありがとうございます(笑)。そして続いて、白戸の恋人で、ミステリアスな雰囲気を漂わせている千春を演じられました伊藤歩さん、お願いいたします。

伊藤:どうも皆さんこんばんは!本当に寒い中、今日来ていただいてありがとうございます。これから上映が始まると思うので楽しんで欲しいんですけど、きっと私が出てくると怖いと思われると思うんですけど…、ネタバレしない限り話ができたらなと思っていますので、楽しい時間を過ごしたいと思います。よろしくお願いします!

MC:よろしくお願いいたします。そして、本作の監督を務められました武正晴監督、よろしくお願いいたします。

武:この作品の監督をさせていただきました武と申します。今日初めてお披露目なんで、緊張してます、ドキドキしてます。ただ、こういう大きい画面で観ていただくにはふさわしい作品ができたんじゃないかなと思ってますので…、僕もWOWOWに加入したいと思います。

MC:監督もまだだったんですね!是非ともよろしくお願いいたします(笑)!それではいくつか質問をさせていただきます。まずは玉木さん。玉木さん演じられた白戸は3000人もの指名手配犯の顔を記憶しているミアタリ捜査員ということで、これまでなかなかない刑事役だと思うんですけど、演じられていかがでしたか?

玉木:僕もこの役をいただくまでは“ミアタリ捜査”というものを知らなくて、あるドキュメンタリーを見て知ったんですけど、本当に大変な仕事というか、ただ犯人を見つけるだけではなくて、プライベートとの境目がなくなってしまうというか、どんどん自分というものを追い込んで自分のプライベートもなくなっていく。だから常に人の顔ばかりを見てっていう人だと思うので…。簡単に「したい」と思える部署ではないなと思いました。沢山のエキストラさんにも参加していただいて、本当に顔の海に溺れながら撮影をした記憶があります。

MC:本当に大変なお仕事だというのは、本作を観て皆さんも恐らく分かると思います。そういった部分を伝えるために、演じられていて特に大事にしたところ、苦労した点はありますか?

玉木:えー、谷と安藤と白戸っていう3人のチームでやっているんですけど、チームでありながらもそれぞれ孤独感があるというか、なんかある一線以上は腹を割って仲良くなれない感じというか。“孤独”というものが常に背景にあるように演じたつもりではありますね。