(竜が挙手)
大泉:おっっと!大御所が参りますよ!
竜:「車椅子なのに、元気かよ」。実は、私も若い頃は元気でありまして、元気な頃にこうやっておしゃべりを頼まれる機会がありますと、「健全な精神は、健全な身体に宿る」などと生意気なことを言っておりました。ある時、友達が私のところに来まして、「健全じゃない身体にも健全な精神は宿るんだよ」と言われました。その時に、私はなんて傲慢なことを言っていたんだろうと思って、それ以来、この言葉はやめにしております。その彼は身障者の方のお手伝いをしていたんですけど、なんて傲慢だったんだろうと。健全ではない身体にも健全な精神は宿るんだと、またこの映画で教わりました。ありがとうございます。
大泉:素晴らしい。すげえな、やっぱり。
MC:とてもステキな言葉をいただきました。ありがとうございます。他に整った方?
(佐藤が挙手)
MC:佐藤さん!お願いします。
佐藤:前田監督とはですね、助監督の時から知り合いだったので、普段は「哲、哲」って呼んでいるわけなんですけど、さすがに「監督なのに呼び捨てかよ」(笑)、そういうわけにはいかないから、現場では「監督」とか、「哲ちゃん、ここはさあ」とか、気をつけたんだけど、すぐに「哲!」って出そうになっちゃうんですよ(笑)。それを抑えて現場にいるのが大変でした。
MC:監督、やっぱり長年のお付き合いが。
前田:もう長いお付き合いなので、僕は違和感がないんですけど、スタッフが動揺するんで(笑)。僕は付き合いが古くて、違和感なく何でも話し合える方なので、本当に今回、出ていただけてありがたいです。今回、旭川に来ていただいたんですけど、ゴルフに来たのか、撮影に来たのか…(笑)。
佐藤:いいからさあ…(笑)。
大泉:まさに私もそれが言いたかったんですよ。「撮影なのにゴルフかよ」
(会場爆笑)
大泉:浩市さんは、撮影の前乗りをしてゴルフをして、次に日一日撮影をして帰りにまたゴルフをしてるんです。浩市さんがゴルフをした日だけ晴れてるんです。肝心な撮影の日は雨降ってるんです。で、言った言葉が「やっぱ、俺流石だよな〜。俺はやっぱりさすがだと思ったよ」って。
佐藤:手を挙げなきゃ良かったよ…。
大泉:本当に何をしに来てるのかわからない。
MC:北海道はいろいろなことができますからね。
大泉:夏の北海道の撮影だから来てくれたんだと思うんですよね。「ゴルフできるな」って(笑)。