MC:はい(笑)。ありがとうございました!続きまして、仲里依紗さんにお伺いしたいと思いますけれども、この安堂さんていう役はエキセントリックな役だったじゃないですか。
仲:そうですね。とりあえずセリフが長かった(笑)。それが…辛かったですね。永遠とよく分からないことを喋ってて。あと覚えづらいんですよセリフが。よく分かんないこと言ってるから。
関根:すいませ~ん(笑)。
仲:でも、映画にどっぷりが久々で、結構ドラマが続いてたので、すごく良い経験ができたし。あと、フィルムで撮る映画って、本当に久々だったので、それで身が引き締まったというか…。楽しかったです。
MC:16mmで撮影したんですよね?
関根:そうですね、はい。だから楽しい緊張感がありましたね。
仲:そうなんです、だからNG出せないから、色々気を遣って…。
菅田:お金かかるからね。
仲:そうなんですよ、フィルム高いしなぁと思って…。頑張らないとっていうプレッシャーと、セリフも長いしどうしようって、結構パニックになってました。
MC:ありがとうございます。では続きまして、西田尚美さんにお伺いしようと思います。田中哲司さんとご夫婦の役で、そこのカフェに趣里さん演じる寧子がやってくるという展開なんですけれど…。独特の空気を持ったカフェだなぁと思ったんですけれども…。
西田:そうですね、寧子を受け入れられるカフェです(笑)。そんなカフェの店主の嫁でした。普通ってすごく難しいなと思うんですけれど、その普通さが寧子に刺さればいいなと思って。その普通の案配をどれくらいにすればいいんだろうって…。最初、意地悪にもできるかなと一瞬思っちゃった役だったんですけれど、意地悪にしないほうが寧子ちゃんにすごくぐさりと刺さるんじゃないかと思って、そこを田中哲司さんと…。いいカフェでした(笑)。ぜひ見ていただけたらと思います。
MC:趣里さん、カフェの雰囲気はどうでした?西田さんたちと共演されてみて。
趣里:ものすごく楽しかったです。あっ…これ…あれですよね(上映)前ですもんね…。
菅田:いいよいいよ全然。いい、いい。
趣里:いっか、いっか。一歩外の世界に踏み出す、その場所がカフェっていう。仲さん演じる安堂さんに引っ張られて行くんですけど、もうね本当優しいんですよ。
西田:優しいの。優しかったよねわたしたち。
趣里:そこで自分との落差を感じてしまうっていう…。なんとも言い難い空間でした。見て確認して欲しいです。
西田:ね、楽しい現場でしたよね。
趣里:はい!そこは(笑)。