【全起こし】高杉真宙、高校時代の記憶を忘れたい!? 映画『世界でいちばん長い写真』完成披露上映会イベント 全文掲載

MC:ありがとうございます。実は本日、会場のほうに原作者の誉田哲也先生がいらっしゃっています。本田先生、本日はようこそいらっしゃいました。ありがとうございます。先生が駆けつけてくれましたが、いかがですか?高杉さん。

高杉:いやー…。本当にありがとうございます。こうやって来てくださるのは本当に嬉しいなと素直に思います。自分たちに役を預けていただいので、真剣にやらなければいけないと思いますし、預けていただからには世界観を作っていきたいなと思ってやらせていただいたんですけど、純粋に楽しんでやらせていただきました。この作品があったからこそ、自分は去年の夏に青春を送ることができて、こうやって皆さんと撮影ができて、本当に良かったなと思って。もちろん、作品としてやらせていただきましたけど、自分の青春としてはノンフィクションとして撮影させていただいたんじゃないかと思うほど、『世界でいちばん長い写真』という作品に巡り会うことができて、良かったです。これから公開ですが、頑張りたいと思います。ありがとうございます。

草野:これがあったから、ずっと緊張してたんですよー(笑)。もう、解き放たれたねえ(笑)。

高杉:そうです。すごい緊張してました(笑)。

MC:では、自由になったところで、撮影中のエピソードなんかも伺いたいなと思うんですが(笑)。

草野:ちょっと涙目になってる(笑)。

高杉:緊張するんですよ(笑)。僕よりも言葉を伝えるのが上手い方がいますから。

草野:もう、意識高いんですよ、うちの高杉くんも(笑)。

MC:監督、さすがです(笑)。上手ですね(笑)。

MC:ホッとしたところで、撮影を振り返っていかがでしたか?高杉さん。

武田:今、小声で「ヤベエ」って言ってました(笑)。

草野:あまりにも解放されすぎちゃってね(笑)。

水野:まだあるから(笑)。

MC:(笑)、改めさせてお聞きします。印象に残っていることはありますか?高杉さん。

高杉:本当に仲が良い現場で、モデルになった学校で撮影させていただいたというのもあって、どれだけこの学校に馴染めるかなというのが、課題ではありました。この生徒さんの前で、生徒の役をやるというのは、かなり目立つので、浮いちゃわないように、しっかりしようと思いながら、そういうの関係なく、キャストとスタッフさん皆んなが仲が良くて、皆んなが若返っていましたね。若返って撮影していて、暑い夏を一瞬で駆け抜けて行った感じがありました。

MC:撮影現場そのものが青春という感じなんですかね、武田さん。

武田:そうですね、高校生チームを見ていて、その青春を見ている自分も青春している気持ちになりました。自分のクランクアップの時は泣かなかったんですけど、高校生チームのクランクアップの時はもらい泣きしちゃって(笑)。それぐらい感動しました。

MC:そうですか、ありがとうございました。それでは最後に代表して高杉さんにご挨拶をお願いします。

高杉:はい…。代表ですね。

草野:しっかりお願いしますよ(笑)。

高杉:プレッシャーかけるじゃないですか(笑)!? ええ、皆さん、本日はお越しいただきありがとうございました。『世界でいちばん長い写真』舞台挨拶でも分かる通り、本当に仲の良いメンバーで撮影させていただきました。さっきしゃべりすぎちゃったので、なかなかまとめて言うのも難しいですが、今回、この撮影で自分は、自分の本当の高校生活を忘れて、この高校生活に記憶を…。

水野:何があったんだ(笑)?

高杉:いや(笑)、それくらい楽しかったんですよ。本当に楽しく撮影させていただいて。

水野:良かった(笑)。

高杉:それぐらい仲の良い現場で、こんな素敵な現場で、こんな素敵な環境で演技ができたことを幸せに思います。そんな映画を観た人、皆んなが好きになってくれる映画だと思っていて、楽しくよい青春を送った思い出がたくさん詰まっております。皆さん、さっき撮ってくれた写真と一緒にツイッターなど応援をよろしくお願いします。頑張りたいと思います。ありがとうございました!

MC:ありがとうございました。

『世界でいちばん長い写真』
6月23日(土) シネ・リーブル池袋、イオンシネマ全国順次ロードショー
監督・脚本:草野翔吾
原作:誉田哲也「世界でいちばん長い写真」(光文社文庫刊)
主題歌:Lily’s Blow「真夏のグライダー」(Being,inc/Honey Bee Records)
出演:高杉真宙 武田梨奈 松本穂香 水野勝 黒崎レイナ 吉沢悠 小松政夫
配給:スターキャット/キャンター

【ストーリー】 高校写真部の内藤宏伸(高杉真宙)は引っ込み思案がたたり、部長の三好奈々恵(松本穂香)に怒られるばかり。人物写真をテーマにした写真品評会も人を撮るのが苦手な宏伸にとっては苦痛でしかなかった。しかし、高校最後の夏休みのある日、宏伸は従姉の温子(武田梨奈)が店長をしているリサイクルショップで今まで見たことがない大きなカメラと出会う。カメラの使い方がわからない宏伸は温子の勧めで近所の写真館の店主・宮下(吉沢悠)を訪ね、このカメラは360度長い写真が撮れるよう改造された世にも珍しいパノラマカメラだということが判明する。宮下に使い方を教えてもらい、宏伸はパノラマカメラで最初の360度撮影する。現像した写真を見て、いままでにない感動を感じた宏伸は次の日から360度撮影したい景色を探して街を自転車で駆け巡る。そうしてようやく辿り着いたのは温子の旧友、智也(水野勝)が育てるひまわり畑だった。

©2018 映画「世界でいちばん長い写真」製作委員会