【全起こし】松坂桃李「(撮影はハードすぎて)ホテル帰って、寝て、朝バナナ食べて、服脱いで、体動かして、汗かいて、お風呂入って、寝て、バナナ食べて…」『娼年』女性限定上映会 舞台挨拶レポート 全文掲載

2001年の直⽊賞候補になり、性の極限を描いたセンセーショナルな内容が話題を呼んだ⽯⽥⾐良の恋愛⼩説「娼年」が、2016年の舞台と同じ松坂桃李×三浦⼤輔のコンビで映画化され、4月6日より公開中。それを記念し、4月15日、TOHOシネマズ 日比谷にて女性限定上映会舞台挨拶が行われ、主演の松坂桃李が登壇した。ここでは、本イベントの模様を全文掲載でお届けする。

MC:本日は、映画『娼年』大ヒット記念、女性限定上映会にお越しくださいまして、本当にありがとうございます。上映後ということで、まだまだ余韻に浸っていらっしゃる方もたくさんいらっしゃると思います。ちなみに、本作は4月6日から公開されまして、2回目以上観ていらっしゃるという方、いらっしゃいますか?…結構いらっしゃる。ありがとうございます。またいろいろな違った見方もしていただけたんじゃないかなと思います。そして、本日は松坂桃李さんをお迎えして、本作についてちょっとぶっちゃけたお話もお伺いしていこうと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。早速、お呼びいたしましょう。本作の主演、森中領を演じられました、松坂桃李さんです!大きな拍手でお迎えください!

まず初めに、本作をご覧くださったばかりのお客様にご挨拶をいただきたいと思います。改めまして、森中領を演じられました、松坂桃李さんです。

松坂:ははは(笑)。皆さん、どうも、こんばんは。森中領を演じました、松坂桃李です。

(会場、笑いと拍手)

松坂:本当に女性の方たちばかりなんですね!

MC:そうなんですよ。以前も松坂さん、公開記念舞台挨拶のときに上映後に登壇されて、「これはまるで一種のプレイのようだ」とおっしゃっていましたが、今回、女性限定で松坂さんがお一人で出られるという。

松坂:いやー、すごいですよねぇ…。

MC:ハードプレイですよね?

松坂:ハードプレイですよ!これはたまりますね(笑)。結構、何ていうんですか、アウェイ感が(笑)。

MC:かろうじてマスコミの方が男性でよかったみたいな(笑)。

松坂:唯一の救いがマスコミの方ですよ(笑)。男性の方たちが唯一いてくれるのが、今心の支えかなっていう(笑)。

MC:今回はお一人ということで、公開から時間も経っていますので、いろいろなお話をしていただきたいなと思います。

松坂:もちろん!ぜひよろしくお願いいたします。

MC:よろしくお願いします!

松坂:よろしくお願いします!

MC:さて、桃李さんもご存知の通り、4月6日に公開しまして、連日満席、本日、渋谷、新宿も満席ということで大ヒットです!おめでとうございます!

(会場拍手)

松坂:ありがとうございます(笑)。すごいですねぇ!

MC:世の中、いろんなお子さん向けの映画がかわいらしくどんどん公開していくなかで。

松坂:ほんとですよ!公開時期、間違ってるのかなと思ってますもん(笑)。本当に満席なんですか?『コナン』じゃなくて?

(会場爆笑)

MC:『コナン』じゃないです!『リメンバー・ミー』でもないらしいですよ!

松坂:『リメンバー・ミー』でもない?

MC:アニメじゃないです!ということなんですけれども。

松坂:アニメじゃない!なるほど。アニメじゃない(笑)。

MC:この『娼年』が。

松坂:すごいですね。その情報を聞いて…番宣ってなんなんだろうなぁってちょっと思って(笑)。

MC:松坂さん、毎回毎回、作品ごとにいろいろテレビに出られたり。

松坂:出させていただいたりするなかで、この作品の前は違う作品の『不能犯』っていう作品で、いろいろ番宣もやらせていただいたんですけど。でも、今回の『娼年』にいたっては、鶴瓶さんとちょっと話して、あとは徹子さんの部屋にお邪魔して…ぐらいなんですよね、テレビ的には。だからきっとこの作品は皆さんの、観ていただいた方たちの支えでいろいろな人に広まってくれているんだなっていうのをすごく強く感じています。

MC:実際、客層が様々な世代の女性の方たちが多いということで、今回も女性限定上映会ですけど、女性の方たちにとても受け入れられているということは紛れもない事実です。

松坂:そうなんですか…?

MC:そうですよね!皆さん、作品はいかがでした?

(会場拍手)

松坂:いやいやいや!絶対賛否はあると思うので(笑)。でも、その賛否は全部僕が受けるので大丈夫です(笑)。

MC:それは三浦監督と半分こずつということで(笑)。

松坂:そうですね!あとは三浦さんと。