MC:海田さんは主題歌も歌われておりますよね。
海田:こういう現場に行くのが初めてで、右も左も分からない状態で現場入りしたんでけど、とにかく自分の持っているのを全部出すしかないと思って、精一杯やりました。歌の練習、撮影、練習、撮影で、私にとってはとてもハードだったんですけど、それも経て共演者の方々もそうですし、スタッフさんや綾部監督からすごく勉強になることを教えていただいたので、自分にとっていいものになりました。「人狼ゲーム」に参加した皆がクランクアップした次の日に歌の録音だったのですけど、今までの窮屈な感じとか憎しみとかを全部込めて歌うことができたので、すごくいいものになったと思います。「砂時計」と「GRIEF~LOST EDEN~」がiTunesほかで配信中ですので、ぜひ、ダウンロードをお願いいたします(笑)!
MC:よろしくお願いいたします(笑)。監督にも伺いたいと思いますが。
綾部:繰り返しになりますが、これだけ撮影が長いとどうしても理性や雑念が勝っちゃって、遊びたいな、寝たいなとか、美味しいもの食べたいなとか(笑)。それを封じ込めるのが大変でしたよね。だからとにかく「集中しなさい」ということだけを言い続けてきましたよね。
MC:その長い撮影期間で、若いキャストの皆さんの変化とかはどのようにとらえていたんでしょうか?
綾部:今回のメリットのひとつは、撮影が長かったので「ロストエデン」の一話二話の頃と、この映画の頃の紘美、亜利沙、ルナの主要人物3人は特に、顔つきが全然変わってきていて、俳優になった瞬間を見られたのがこれ以上にない嬉しさですね。どうしても明るい映画ではないので、ハードな内容だったり、暗いところもあるんですけども、凛として生きる、武田さん演じる紘美なんかは特に、力強い美しさが画面に映ってくれたので、それがこの映画の救いだと思います。
MC:ありがとうございました。
▼ここから、実際に舞台上のキャストたちによる「人狼ゲーム」が行われた。
▼人狼のカードを引いた武田と小倉は、村人の中に紛れ込み、貴志と上野を処刑することに成功。
▼罰として苦いお茶を飲まされた村人チームは、お茶の苦みに顔を歪ませていた。
MC:それでは最後に武田さんか皆様にご挨拶をお願いします。
武田:本日は楽しんでいただけたでしょうか。ハードな作品の後にこういう楽しい舞台挨拶だったんですけど、こんな感じでいつもは仲良くやってます(笑)。今日話した内容とかも含めて、また新たな発見があると思うので、またぜひもう一度観ていただけたら嬉しいなと思います(笑)。本日は本当に初日を迎えられてとても、とても嬉しいです。皆さん来ていただいてありがとうございます。本日はありがとうございました。
『人狼ゲーム インフェルノ』
4月7日(土)全国ロードショー
監督・脚本:綾部真弥
原作・脚本:川上亮
出演:武田玲奈 小倉優香 上野優華 松本享恭 時人 平松賢人 都丸紗也華 貴志晃平 吉原雅斗 海田朱音 水野勝 足立理 加藤虎ノ介
配給:AMGエンタテインメント
【ストーリー】 クラスメイト10人で殺し合う「人狼ゲーム」に強制参加させられた野々山紘美(武田玲奈)。それは、“村人”と“人狼”となって騙し合う殺戮ゲームだった。紘美が引いた役職は、友達をその手で惨殺しなければいけない“人狼”…。一方、事件を追う刑事たちは、ゲームを支配する謎の男(水野勝)にたどり着く。この地獄の中、紘美は本当の終わりを目指し、ゲームを開始する…。
(C)2018「人狼ゲーム」製作委員会