【全文掲載】広瀬すず「ツボにハマって(笑)」、松坂桃李「すさまじかった(笑)」横浜流星のリアクションに爆笑!

MC:ありがとうございました。さて、ここで実はお祝いに特別ゲストの方にお越しいただいているんです。それではお越しいただきましょう。安西梨花役の増田光桜ちゃんです。花束を持ってきてくださいましたので広瀬さんと松坂さん、受け取ってください。どうもありがとうございます。じゃあ一言御挨拶をもらってもいいでしょうか。

増田:はい。安西梨花役を演じました増田光桜です。今回が映画に出るのも、舞台挨拶に出るのも初めてなので、今すごい緊張してます。よろしくお願いします。

MC:ありがとうございました(笑)。ちなみに広瀬さんとは朝ドラの「なつぞら」でも共演してますもんね。

広瀬:そうなんです。娘なんです(笑)。朝ドラの期間も長くて、私もお母さん役が初めてだったので、すごく光桜ちゃんとのコミュニケーションを大事に、休憩中もずっと遊んでたんだよね。半年近く。なので、こんなにすぐ、しかも李組の中で共演させていただけたことがものすごく嬉しくて。遠いお母さんの気持ちが離れず、監督と横に並んでると泣きそうになりました。感動して(笑)。それぐらい距離が近いままお芝居できたので、今回もその延長線でご一緒できて本当に幸せです。

MC:だそうですよ、光桜ちゃん。

増田:また2年ぶりに広瀬さんと会えて、すっごい嬉しかったです(笑)。

MC:松坂さんはいかがでしたか?

松坂:素晴らしかったです。3人のシーンが結構あるんですけど、そこで流れている時間っていうものが、文を通してもう一つの幸せみたいなものがあったので、幸せをありがとうっていう感じです。

MC:松坂さんとのお仕事はどうでしたか?

増田:演技中に、松坂さんの声が心の中でジワーって響いて、松坂さんってすごいな、素敵だなって思ったのを覚えています。

松坂:今の感想がジワーって響いてます(笑)。

MC:ありがとうございました(笑)。さあ、最後にこれから作品を観る全国の皆様に向けて松坂さんと広瀬さんから一言ずつご挨拶をお願いいたします。

松坂:本日は本当にありがとうございました。上映前ということでネタバレせずに話しますと、本当にいろんな理由だったり人には言えないことだったり、抱えているものを持ちながら生きている登場人物しかいないです。そんな人たちの息遣いや生きている姿というものを、ぜひこの『流浪の月』を通して観ていただくと何か得るものがあるんじゃないかなと、皆様に通ずるものがあるんじゃないかなと思っておりますので、どうか最後までご覧いただけると幸いです。本日は本当にありがとうございました。

広瀬:本日は皆様、本当にありがとうございます。初日を迎えて、この作品がどんどん世の中に広まっていく位、一人でも多くの方に届いていくっていうのはすごく嬉しいことですけど、なんだか寂しい気持ちもあるような、そんな作品となりました。きっといろんな人に感じてもらえるものがたくさんある作品になっていると思います。美しくて強くてたくましい2人を、みなさんにぜひ見届けていただけたらなと思います。ぜひ映画が届いたらいいなと思います。本日はどうもありがとうございました。

『流浪の月』
2022年5月13日(金) 全国公開
監督・脚本:李相日
原作:凪良ゆう「流浪の月」
出演:広瀬すず 松坂桃李 横浜流星 多部未華子 趣里 三浦貴大 白鳥玉季 増田光桜 内田也哉子 柄本明
配給:ギャガ

【ストーリー】 雨の夕方の公園で、びしょ濡れの10歳の家内更紗(広瀬すず)に傘をさしかけてくれたのは19歳の大学生・佐伯文(松坂桃李)。引き取られている伯母の家に帰りたがらない更紗の意を汲み、部屋に入れてくれた文のもとで、更紗はそのまま2か月を過ごすことになる。が、ほどなく文は更紗の誘拐罪で逮捕されてしまう。それから15年後。“傷物にされた被害女児”とその“加害者”という烙印を背負ったまま、更紗と文は再会する。が、更紗のそばには婚約者の亮(横浜流星)がいた。更紗の過去も受け入れた上で、彼女を見守ってきたつもりの亮だったが…。一方、文のかたわらにもひとりの女性・谷(多部未華子)が寄り添っていて…。

©2022「流浪の月」製作委員会