2018年4月よりテレビ朝日系にて放送され社会現象を巻き起こした、モテない独身ダメ男・春田創一を巡るおっさん同士の三角関係をピュアに描いた大ヒットドラマ「おっさんずラブ」の映画版『劇場版おっさんずラブ ～LOVE or DEAD～』が、8月23日に公開初日を迎えた。このほど、同日にＴＯＨＯシネマズ 日比谷にて初日舞台挨拶が行われ、キャストの田中圭、林遣都、内田理央、金子大地、伊藤修子、児嶋一哉、沢村一樹、志尊淳、眞島秀和、大塚寧々、吉田鋼太郎、瑠東東一郎監督が登壇した。ここでは、本イベントの模様を全文掲載でお届けする。
MC：大変長らくお待たせいたしました。『劇場版おっさんずラブ ～LOVE or DEAD～』キャスト、監督の皆さんの入場です。皆様から向かって左手中央の扉にご注目ください！それでは、ここからは皆様より順にご挨拶を頂戴したいと存じます。まずは、主人公・春田創一を演じられました田中圭さん、お願いいたします。
田中：皆さん、春田創一をやらせていただきました田中圭です。今日は『劇場版おっさんずラブ ～LOVE or DEAD～』の初日ということで、初日舞台挨拶にたくさん来てくださってありがとうございます。そして全国131館で生中継というのがね！短い時間ですけれども、皆さん、観てくれているんですもんね！ということで、ネタバレも一切気にしないでがんがん喋っていきたいと思いますので、よろしくお願いします！
MC：田中さん、ありがとうございます。続きまして、黒澤武蔵を演じられました吉田鋼太郎さん、お願いいたします。
観客：部長～！！
吉田：どうもありがとうございます！ヒロイン、黒澤武蔵を演じました、大島です。
児嶋：児嶋だよ！違う違う！やり方違う！むちゃくちゃだよ！むちゃくちゃ！（MCが自分に）「大島さん」「児嶋です」ならわかるけど、「大島です」ってむちゃくちゃじゃないですか！吉田だよ！
（会場爆笑）
吉田：今日からしばらくというか、一生児嶋さんとは会えないので…。
児嶋：いやいや、そんなことないよ！またご一緒するかもしれないじゃないですか！そんな冷たいこと言わないで（笑）。
吉田：今日初日で、僕たちも今日の日をドキドキしながら、そして楽しみにしながら待っていました。皆さんもきっと、今日初日に来てくださった方はそうなんだと思います。田中圭、林遣都をはじめ、僕たちが心から愛してやまない『おっさんずラブ』の初日に来てくださって、きっと皆さんも『おっさんずラブ』を愛してやまない人だと思うんですね。その方々をこうやって直に、肉眼で、直接見られて、本当に僕たちも嬉しいです。今日のお客様は特別です。どうもありがとうございます。
MC：吉田さん、ありがとうございます。続きまして、牧凌太を演じられました林遣都さん、お願いいたします。
観客：牧～！！
林：こんばんは！ありがとうございます。牧凌太をやらせていただきました、林遣都です。今日は暑い中、そして東京は雨の中、足を運んでいただきありがとうございます。そして、ライブビューイングをご覧の皆様、今日は本当に本当にありがとうございまーす！今この会場に出てきて、皆さんの温かい声援とこの熱気を受けて、改めてすごい作品に参加していたんだなと実感しました。本当に幸せな1年間でした。今日おもしろいと思っていただいた方は、これからより大きな応援をよろしくお願いします！今日はよろしくお願いします。ありがとうございます。
MC：林さん、ありがとうございます。続きまして、狸穴迅（まみあなじん）を演じられました、沢村一樹さんです。お願いします。
沢村：皆さん、こんばんは。僕は連ドラのほうは出てなくて、映画から参加させていただいたんですけれども、やっと！幕が開いたね～！
田中：開きましたねぇ！
沢村：こんなに幕が開くのがドキドキなのは初めてです。僕も映画からの参加だったんですけれども、番宣に出させていただいたり、いろんな取材やイベントで映画の話をしたりして、本当に23日という日が待ち遠しくて、やっと来たな！という感じで、今日はお酒がおいしく飲めるんじゃないかなと思って。映画、楽しかったですか！？
（会場拍手）
沢村：僕も今回、この映画で初めて一人二役、難しかった～！
田中：ん！？
沢村：気がつかなかったですか？ゆいP！
田中：ん！？ん！？
沢村：ゆいPと狸穴、僕、二役やってたんですよ！
田中：おぉ、どうした？どうした？
沢村：ゆいP役がほんと難しかった！ちゃんとできてたかな？
田中：コツとかあったんですか？
沢村：いろいろテレビ見て練習しましたよ。クソがっ！って…いやぁ、映画、楽しんでいただけたら（笑）。
田中：あっはっは！（笑）。
沢村：みんな、観た後ですもんね！ゆいP、上手だったでしょ？！
（会場拍手）
沢村：ほら！
田中：拍手おかしいからね！皆さん！騙されちゃダメですよ！
沢村：気がつかないぐらいうまくやったっていう。もう思い残すことは何もありません！ありがとうございました。
MC：沢村さん、ありがとうございます。続きまして、山田正義（ジャスティス）を演じられました志尊淳さん、お願いします。
志尊：ありがとうございます。皆さん、こんにちは。ジャスティス役を演じました、志尊淳と申します。今観終わった皆さんということで、ちょっと私情になるんですけれども、お話させていただきたいことがありまして。今年の初めぐらいに、応援してくれているファンのお父様から僕に手紙が届きまして、娘さんが亡くなってしまいましたと、「志尊くんが生きる糧で、ありがとうございました」という手紙をいただきました。その時に個人的にすごく胸を打たれて、自分にもっとできることがあったんじゃないかと、後悔が自分の頭の中によぎった時に、ジャスティスの役をいただき台本を読まさせていただいて、ジャスティスを通して皆さんの愛に触れることができて、僕自身、これからも後悔のないように、明日も会えるとは限りませんという言葉を胸に秘めて生きようという気持ちになりました。この作品を観て、皆さんが少しでも想いを伝えたいと思う人がいたら嬉しいなと思います。よろしくお願いします！
