MC:TAKAHIROさんと隠岐の島への愛が止まらなくて、溢れ出たようなかんじでしたけど(笑)。秋山さんも舞台になっている高校にも行かれたと思いますが、直前イベントはいかがでしたか?
秋山:現地の方にたくさん協力をしていただいたので、僕らも一緒に生活をさせていただいたような感覚で映画を作ってきたので、凱旋上映させてもらった時は、「おかえりなさい」と迎え入れていただいて非常に温かい舞台挨拶をさせていただきました。
MC:松坂さんは、撮影中も衣装のままバスに乗られて、あちこち島内を巡られたというお話をうかがいましたけど。
松坂:TAKAHIROさんが鯛を釣ったね、船越っていう場所が大好きで、そこにもバスで行ったり来たりして、楽しんでいたんですけど、また夏にもカヤックをしに行こうかと思って(笑)。またそれちゃったんですけど、すいません(笑)。
TAKAHIRO:いいですよ(笑)。カヤックの映画ですよ(笑)。
MC:次はカヤックの映画を(笑)。TAKAHIROさん、松坂さんはこれだけオーラがある方ですけど、島内に行くとお母さんとして存在するのがすごいですよね。
TAKAHIRO:大女優さんである大御所オーラというか、最初にお会いした時、後光が差しているような、神秘を感じるぐらいだったんですけど、役に入られると本当に島の一人のお母さんとしてそこに佇んでいらっしゃるというのは、さすがだなと思ったんですけど。
MC:ありがとうございます。そして、山口さん。重要な役どころで、今日も上映直後、目頭を抑えて涙を拭いていらっしゃる方がたくさんいらっしゃいましたが…。
TAKAHIRO:花粉症(笑)?
MC:…では、なさそうですね(笑)。山口さん、演じられていかがでしたか?
山口:皆さん、観られた後なので、堂々と話せるのが嬉しいんですけど(笑)。めぐみ自身はすごく強い人だなっていうものがひとつあって、私はそれを忘れないように演じていたんですけど、東京から隠岐の島に来るっていう決意というのが、すごく尊敬できるなと思って、島に来るととても温かい環境ですし、何も準備をしていかなくても、皆さんが受け入れてくれる、島の人達も同じようなことを私達にしてくれたので、それがすごく映像に反映されていたんじゃないかと思います。