MC:なかなか細やかな作業が今回あったんじゃないかと思います。
高杉:そうでうすね。本当に、器具が多いので、なかなか覚えられなかったりしたんですけど、黙々とする感じだったりとかは嫌いではなくて、空き時間もちょっと楽しくて(笑)、やらせていただきました。
MC:楽しみながらやられていたんですね(笑)。ありがとうございます。安田さんは、歯科衛生士でしたね。
安田:私の姉が歯科衛生士なんですね。
MC:じゃあ、わりと身近な。
安田:そうなんですよ。なので、姉の職業を演じるワクワク感はありました。実際、演じてみたらすごい大変な職業だなと思ったので、改めて姉はすごいことをしているなと思いました。
MC:演じるにあたってお姉さんに、相談したことはあったんですか。
安田:歯医者さんに見学に行かせてもらって、姉の歯科衛生士友達を集めてもらって、聞きたいことを聞いたりとかはしました。
MC:ありがとうございます。身近にいると心強いですね(笑)。佐藤さんはいかがだったでしょうか?
佐藤:最初、「母親の役です」と言われて、この年齢になりますと多々あるんですけども、台本を読んだ時に「ん? 高杉真宙くんの母親?」とビックリしたんですけども(笑)。今まで一番大きな子供だと思うんですね。でも、どうやったら母親として…、違和感を感じさせてしまうと、作品に違和感が出てしまうのが役者としては一番嫌なので、最初にどうしたら真宙くんのお母さん、大地のお母さんに見えるかなというのに集中して、外見から、いろいろな小物を借りて、母親を演じさせていただきました。
MC:映画に登場された時に、「え、佐藤藍子?」みたいな感じで驚かれる方いると思いますが。
佐藤:そういうのは役者としてすごく嬉しいですね。逆に言ってくれるほうが役者としては嬉しいですね。