2013年にWEBマガジン「くらげバンチ」にて連載がスタートした、宮川サトシによるエッセイ漫画を、安田顕主演、倍賞美津子共演で映画化した『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』が、2月22日より公開される。このほど、1月29日にスペースFS汐留にて本作の完成披露上映会＆舞台挨拶が実施され、キャストの安田顕、倍賞美津子、松下奈緒、村上淳、石橋蓮司、大森立嗣監督が登壇した。ここでは、本イベントの模様を全文掲載でお届けする。

MC：それでは、劇中で宮川家を演じられました皆さまをお呼びしたいと思います。盛大な拍手でお迎えください！安田顕さん、倍賞美津子さん、松下奈緒さん、村上淳さん、石橋蓮司さん、そして大森立嗣監督です！

MC：皆さま本日はどうぞよろしくお願いいたします。さあでは、一言ずつ皆さまからご挨拶を頂戴したいと思います。まずは、少し頼りないけれど、母を献身的に支える、漫画家志望の宮川サトシ役、安田顕さん、ご挨拶をお願いします。

安田：はい！今日は寒い中こうしてお越しくださいまして、本当に感謝申し上げます。えー、少し頼りないサトシという役をやらせていただきました。普段こういった場所でも、この辺の位置に立つことは少ないですから、自分が自意識過剰なのか、いつも端っこに立っているのが自分は落ち着くんですけれども、なんかこう、錚々たる方たちがいらっしゃると、なんとなくフワフワした感じでございます。これからご覧になると思うんですけれども、えー、まあ、良い映画だと思うんです（笑）。是非ご覧になってください。よろしくお願いします。

MC：ありがとうございます。よろしくお願いいたします。続いて、明るく優しくパワフルなサトシの母、明子を演じられました倍賞美津子さん、お願いいたします。

倍賞：こんばんは。寒い中ありがとうございます。マスクかけてる方も沢山いらっしゃいますけど、風邪には気を付けてくださいね。最後までごゆっくりしてください。お願いします。

MC：ありがとうございます。そして、サトシと明子を優しく見守るサトシの恋人、真里役を演じられました松下奈緒さん、お願いいたします。

松下：皆さんこんばんは。真里役の松下奈緒です。本当にこの映画はですね、なんだか「死」についていろいろ考えてしまうただただ悲しいだけではなくて、なんだか最後に、「あ、観てよかったな」と思えるそういう映画だと思いますので、どうぞこの時間を楽しんでいただけたらなと思います。どうぞ今日はよろしくお願いします！

MC：ありがとうございます。よろしくお願いいたします。そして、クールに振る舞っているようで家族への思いは強い、サトシの兄、祐一を演じられました村上淳さん、お願いいたします。

村上：はい。えーと、この作品を撮影したのは2年前です。そして、ようやく今日という日を迎えられた…。今日という日がこんなに寒いと思いませんでしたね。どうぞ最後まで、ごゆっくり。

MC：ありがとうございます。さあそして、妻の病を受け止めながらも切なさが滲む、サトシの父、利明を演じられました石橋蓮司さん、お願いいたします。

石橋：どうもこんばんは。寒い中、どうもありがとうございます。どうぞ映画を楽しんでください、って言っても、大変な題名なので、あんまり楽しめないとは思いますけれども、まあ、一つの映画の作品として楽しんでいただければなと思っております。どうぞ最後まで、楽しんでって言っちゃいけないのかな…。あ、じっくりご覧ください！お願いします。

MC：ありがとうございます。さあそして最後に大森立嗣監督、お願いいたします。

大森：はい！今日は足を運んでいただきありがとうございます。お客さんに初めて見てもらう機会ですので少し緊張しますけれども…。まあでも錚々たる俳優陣に集まっていただいて、この家族を撮ってたんだなとしみじみ思っていたんですけれど。でもふっとこう、皆さんのお顔を見ると、なんか温かい家族なのか、ちょっとヤクザ一家なのか、なんて思ったりもしつつ（笑）。しかし温かい映画になっていると思いますので、一筋縄ではいかないですけれど、楽しんでいってください。今日はありがとうございます。