【全起こし】北山宏光「キスマイの部分、ここ(顔)しかないですからね!」『トラさん~僕が猫になったワケ~』完成披露舞台挨拶レポート 全文掲載

MC:続いていきますよ(笑)。多部さんどうですか?

多部:何ですかね?やり直したいことですか?うーん…。

北山:ないみたいです!

多部:あります!あります!(笑)。結構先を楽しみにしすぎちゃうんですよ。先…?何て言うのかな?

北山:酒じゃないですよ!先!

(会場爆笑)

多部:中学生の時は早く高校生になりたい、高校生の時は早く大学生になりたいって言って、その瞬間を楽しんでなかった。早く、早くみたいな感じで思いすぎて、やっとこの歳になって、「なんであの瞬間、瞬間を楽しんでいなかったんだろう」と後悔しているので…。そんな感じです。

MC:北山さん。

北山:うん?僕のターンですか?スーツで耳があれなんですよ(笑)。

MC:失礼しました。挽回したい、やり直したいこと。

北山:ちょっと似てるかもしれないです。僕も小学校とか合唱コンクールとか、高校の文化祭とか体育祭とか、ああいうのをどっちかというと「なんで頑張ってんだよ」みたいな斜に構えた感じの、それで先生見たら「あー」って歌い出すみたいな(笑)。あの時にできることを、それこそ青春を謳歌しておけばよかったなぁ、もっと部活とかいろんなことを一生懸命、まぁやってたんですけど、それ以上にもっとやっておけばよかったなぁと思います。

MC:照れずにやっておけばよかったなぁと。

北山:照れずにね。

MC:そして、今日は本編上映中にスタッフが客席を見たらたくさんの方が泣いていらっしゃったと、この映画に感動して泣いていらっしゃったと伺いました。そこで皆さんが最近思わず泣いてしまったというエピソードはありますか?要さん。

要:あるわけないじゃないですか。なんで僕なんですか?(笑)。

MC:そうですか?ないですか?

要:絶対こないなぁと思ってたのに!ちょっと裏話的な話になるんですけど、瓦を割ったんですよ。瓦は1テイクでOKだったんですよね。

筧:そうですね。

要:瓦をバーン!って、助監督さんがまずは「こんな感じで僕は割りました」みたいな、普通の助監督さんが割っていたので「要さんも大丈夫です」ってプレッシャーかけられて、「よし!」っていってバーン!終わって、監督が「OK!」って言った時に、ちょっと拍手がワーッ!と「さすがだ!」となったんですけど、瓦が1枚、僕の足の小指に落ちてたんですよ。みんなワーッ!って拍手して盛り上がってるから、「どうも、どうも」ってちょっと足を引きずりながらメイク室に帰って(笑)。結構血が…それでメイクさんがこっそり「絆創膏、貼っておきますね」って。その時はちょっと泣きました(笑)。