MC:ありがとうございます。まずは佐藤健さんから伺いますが、本作、日本の幕末を舞台にした時代劇ではありますが、海外で活躍されている世界的なスタッフとともに、映画作りが行われました。オファーを受けられた時のお気持ちって、いかがだったんでしょうか?
佐藤:やっぱり海外の方と仕事がしたいという気持ちはずっと持っていたので、こんなチャンスを逃したくないと、ぜひやらせていただきたいと思って、現場に飛び込みました。まさかこんなことになるとは…(笑)。まあ、のちのちゆっくりと話します(笑)。
MC:後で時間をとってあります(笑)。小松さん。今回は藩のお姫様という役柄ですが、男装して男性キャストに混じって全力で走ったり、アクションにも挑戦されております。撮影はいかがだったんでしょうか?
小松:初めてお姫様という役と、男装するという変わった役でもあって、挑戦することがすごく多かったです。乗馬もやったり、殺陣をやったりとか、作法から学んだりとか、役に対して考えることがたくさんあって、どうやって姫と男装したときの差をつけるかとか、いろいろと考えながら毎日葛藤する感じでした。
MC:ありがとうございます。森山さんが演じられました、辻村ですが、登場キャラクターの中でもっとも動きの多い役どころではないかと思いますが、撮影はいかがだったんでしょうか?
森山:走りもしたんですけど、個人的には走ったり、馬に乗ったり、水の中で泳いだり、一人トライアスロン状態でした。
MC:乗馬の経験は?
森山:乗馬は今回が初めてですね。
MC:両手ばなしで乗るって普通はできないと思うのですが。
青木:それができる男が、森山未來!
森山:(笑)。
MC:ぜひ、そのシーンをスクリーンで観ていただきたいですね。さて、染谷さん。今回は藩一番の俊足という役柄でしたが、この役でのオファーが来た時のお気持ちはいかがだったでしょうか?
染谷:びっくりしました。藩一番の俊足が自分というのは、個人的には意外過ぎまして。「他にどなたが出られるのですか?」と聞いたら、佐藤さんと、未来さんとかの名前が出て、「え? なんで俺が?」って(笑)。日本の監督だったら、絶対自分を広之進にしなかっただろうなと思って。バーナードの視点で自分が選ばれて、挑戦できてうれしかったです。