MC：ありがとうございます。それではお話を伺って参ります。キャスト、監督からもお話がありましたが、オープニングアクトのハバナイ！、圧巻のライブでしたけれども、『チワワちゃん』では音楽が非常に重要な要素になっています。生で聴いた主題歌「僕らの時代」はいかがだったでしょうか？門脇さん、いかがでした？

門脇：初めて初号（試写）で本編を観て、最後にエンドロールで「僕らの時代」が流れた時に、なんてぴったりな曲なんだろうと思って。最後のエンドロールはみんなの場面写真とかがバーッと上がってきて、それとともにハバナイ！さんの曲が流れるんですけど、シンクロしすぎて痺れまして。今、曲を聴きながら、その時のことを思い出したりしていました。

MC：監督はいかがでしたか？

二宮：今回の主題歌になる経緯もかなりいろんな物語があって、今日初めて生で聴けるのを楽しみにしていたんですけれども、案の定、舞台裏だったので音だけだったんですけれども（笑）。とても偶然というか、素敵な巡り合わせで、この映画とHave a Nice Day!さんのこの曲が出会えたことは本当に嬉しいですし、皆さんも映画を観てもらえたら、その意味がわかってもらえると思います。今日はとても聴けてよかったです。ありがとうございます。

MC：ありがとうございます。この映画『チワワちゃん』は、“青春の爆発と終わり”をテーマに、刹那的に生きる若者たちの姿を描いた作品になっています。実際に観ていただければわかりますが、クラブだったりナイトプールのシーンだったり、派手に遊んでいるシーンがたくさん登場します。一体撮影現場はどんな感じだったんでしょうか？印象に残ったエピソード、現場で楽しかったことや裏話なんかも伺えたらと思います。全員にいきますよ！

成田：はい…！僕、現場に…。

MC：成田さんからいきますか？いいですよ。

成田：全員にって言ったから…。

MC：積極的にいきましょう！（笑）。

成田：現場に行かないと監督がその日に何を言ってくるのかわからないので…。

MC：何を言ってくるのかわからないってどういうことですか？

成田：恐怖で…。

門脇：基本的に踊るシーンとかは音楽がずっと現場中にかかっていて、監督はメガホン、じゃなくて拡声器みたいな…。

成田：拡声器！

門脇：拡声器を持っていて、「みんな一緒に跳ぶ！」とか、それこそ二人（成田と吉田）のシーンとかは、「はい！チューする！」「はい！ぎゅっとハグする！」っていう感じでしたね。

成田：思い出としては、キスシーンがすごく多くて。「緊張するよ！」と言いたくなるぐらい（二宮監督が）ラフに言ってくるので、結構イライラしていました（笑）。「はい！チューする！」って急に、ね？

吉田：すごい、唐突に（笑）。

成田：唐突に（笑）。

MC：監督、何で急に「はい！チューする！」って…。

二宮：初日に、成田くんと吉田さんはこの現場でいっぱいチューすることは目に見えていたので、初日の初めのチューのシーンに「ちょっと試しチューしてみようか」とか（笑）。

MC：業界用語で“試しチュー”？

二宮：二宮用語です、これは（笑）。業界用語じゃなくて（笑）。その時に僕がチワワのスタンドインの代わりをして、成田くんの隣で直前まで顔がいった時は僕も緊張しました。成田くんとチューする時はこういう感じかと思いながら（笑）。

門脇：一緒にいたかったんですね。

二宮：いいもんじゃないよ！（笑）。