【全米興収ランキング 12月14-16日】
1位(新) スパイダーマン:スパイダーバース
2位(新) 運び屋
3位(↓) グリンチ
4位(↓) シュガー・ラッシュ:オンライン
5位(新) 移動都市/モータル・エンジン
6位(↓) クリード 炎の宿敵
7位(↓) ボヘミアン・ラプソディ
8位(↓) Instant Family※
9位(↓) ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
10位(↓) 妻グリーンブック
※が付いたタイトルは原題
3作品が新たにランクインし、アニメーション『スパイダーマン:スパイダーバース』が首位デビューを飾った。複数のスパイダーマンが存在する世界が舞台で、主人公はピーター・パーカーではなく黒人少年のマイルス・モラレス(ピーターも登場する)。複数のスパイダーマンのひとり、〝スパイダーマン・ノワール〟の声をニコラス・ケイジが担当。日本公開は2019年3月8日。2位にはクリント・イーストウッド監督&主演の犯罪映画『運び屋』が入った。90歳で麻薬の運び屋を務めた実在の退役軍人を主人公にした作品で、イーストウッドは『人生の特等席』以来6年ぶりの映画出演。自身の監督作では『グラン・トリノ』(’08)以来の主演作だ。ブラッドリー・クーパー、アンディ・ガルシアらが共演。日本公開は『スパイダーマン:スパイダーバース』と同じ’19年3月8日。5位はピーター・ジャクソン製作のファンタジー大作『移動都市/モータル・エンジン』。文明崩壊から1700年後、都市が戦車のように移動する世界で、下層階級出身の青年と逃亡者の少女の出会いから、未来が変わっていく。監督はVFXアーティストとしてピージャク作品に関わってきたクリスチャン・リヴァースが初めてメガホンをとる。主人公へスター役にはアイスランドの新鋭ヘラ・ヒルマー。日本公開は’19年3月1日。(Box Office Mojo調べ:興行収入)
▼『スパイダーマン:スパイダーバース』の日本版予告編。日本で公開中の『ヴェノム』のエンド・クレジット後に流される映像で観た人もいるはず。スパイダーマンの縦横無尽の活躍が、手描き風のCGアニメーションで表現される。11月12日に死去したスタン・リーもある役で声の出演をしている。