全米人気No.1を誇るコメディエンヌ、エイミー・シューマー主演の映画『アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング』が、12月28日より公開される。それに先だち、12月5日に本作の公開直前イベントが新宿ピカデリーにて行われ、上映前の舞台挨拶に日本語吹替版で主人公レネーの声を務めた渡辺直美と、お笑いコンビ・レインボーの実方考生、池田直人が登壇した。
本作は、自分に自信が持てないぽっちゃり女子が思い込みの力で自信を得て、輝きを増していく姿を描いたコメディ。渡辺は主人公レネー役のオファーを受けた際の心境について、「エイミー・シューマーさんが元々すごく好きで、よく彼女のコントを見ていたので、すごく嬉しかったです。まさか私に!?と。彼女の面白さをどうやって日本語で表現しようかという壁にぶち当たりました」とレネーを演じたエイミー・シューマーへの尊敬の念とオファーされた時の喜びを語った。また、誰もが元気をもらえる主人公・レネーのポジティブな姿から受け取ったメッセージについて聞かれ、「(観客の)みなさん観終わった後寝れないと思います。目がギンギンになるぐらいすごく前向きになれるようなことが沢山詰まってます。(初めて本作を観た夜は)寝れなかったです」と熱く語った。
そして、レネーの恋人となるイーサンはありのままのレネーを愛してくれる理想のパートナー像として描かれているが、そんなイーサンのような男性については「イーサンみたいな人と付き合いたいですね」と答えつつも、「でもなかなかあんな男の人と出会えないというか、すごく褒めてくれて、想ってくれる人なんて現実世界にいない」と落ち込む渡辺。そこに突然、レインボーの実方と池田の二人が壇上に現れ、人気ネタ「キレイだ」を披露し始めると会場からは驚きと笑いの声が。ネガティブな女性(女装した池田)を恋人役の実方が「キレイだ」とお決まりのフレーズを連発し褒めまくる人気ネタに、会場は一気に笑いの渦に。はじめはレインボーのネタを傍観していた渡辺だったが、「いいな、あんな風にキレイだって言ってくれる人がいて…私にはあんな人いないもんな…」と突然切り出しネタに参加。すると実方が「直美さん、あなたはとても…とてもキレイだ」、「キレイじゃないよ!」と今度は渡辺とネタの掛け合いを始め、最後に3人が声を合わせ「キレイだ」と締めると、会場は大爆笑に包まれた。
本イベントの為に映画を観て、3人によるコラボネタに挑んだレインボーの二人。池田は「普段からこの劇場を利用させていただいているので、いつか立ちたいと思っていたこの場に立てて嬉しいです」、実方は「今日は綺麗なお客さんが沢山いますね。こちらから、キレイだ。キレイだ」と再びネタを挟み笑いをとった。レインボーとの初めてのコラボネタに挑戦した渡辺は、「めっちゃ緊張しました。(レインボー)二人の息のぴったり加減が半端ない」と大絶賛。渡辺の吹替の感想を聞かれた実方は「とくにセクシーなシーンの声の直美さんがお上手!たまに直美さん節が出ると笑いのスイッチが入ってました」と渡辺の演技を絶賛した。
また、今年のクリスマスの予定を聞かれた渡辺は「ポジティブになれたので期待したいですね。今のところ女芸人達とのパーティーしか入ってないです。いままで男性と二人っきりで過ごすしたことなんてないです」と答え、あわせてクリスマスの予定を尋ねられたレインボーの池田は「お母さんと過ごします」、実方は「クリスマスまでに彼女ができなかった場合は、太ってる芸人を集めてケンタッキーを無限に食べる!」と答え、会場は再び笑いに包まれた。
最後に渡辺は「これから寒くて寂しい季節にもなりますが、この映画を見て元気をもらって欲しい。自分のやりたいことや目標に向かって走り続けられるような元気をもらえる映画です」と映画をアピールし、「観終わったら友達5人にチェーンメールを送って、宣伝して欲しい」とイベントを締めくくった。
『アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング』
12月28日(金)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー
監督:マーク・シルヴァースタイン アビー・コーン
出演:エイミー・シューマー ミシェル・ウィリアムズ エミリー・ラタコウスキー ナオミ・キャンベル ローレン・ハットン
配給:REGENTS
【ストーリー】 自分の容姿にコンプレックスがあり、仕事も恋も積極的になれないレネー(エイミー・シューマー)。ある日、自分を変えようと通いはじめたジムでハプニングに見舞われ、頭を打って気を失ってしまう。そして目覚めると、絶世の美女に変身していたのだ(と思いこんでしまう)!見た目はそのまま、超絶ポジティブな性格に生まれ変わったことでレネーは自信に満ち溢れ、仕事も恋愛もすべてが絶好調になるが…!?
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