人気ブロガーで漫画家、小説家としても活躍する歌川たいじが、自身の母親との関係を描いた同名コミックエッセイを映像化し、主演に太賀、共演に吉田羊を迎えた映画『母さんがどんなに僕を嫌いでも』が11月16日に公開となる。このほど、主人公タイジ（太賀）の母親で、二面性を持つ女性・光子を演じる吉田羊の場面写真がお披露目となった。

原作者の歌川たいじ自身が経験した実話をもとにした本作は、親からも友達からも愛されたことがない青年が、壮絶な過去を乗り越えて、自分を拒絶してきた母から愛をつかみ取るまでを描く物語。主人公のタイジを演じるのは、若手俳優のなかでも高い演技力を誇る太賀。母・光子を演じる実力派女優の吉田羊は、さわやかなイメージを覆すほどの鬼気迫る熱演を披露する。主人公を支える友人役には、森崎ウィン、白石隼也、秋月三佳のフレッシュな顔ぶれが揃い、幼少時代よりタイジの心の支えとなる婆ちゃん役の木野花ら実力派が脇を固める。監督は、映画『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』や連続ドラマW「ダブル・ファンタジー」の御法川修が務め、ゴスペラーズが主題歌「Seven Seas Journey」を本作のために書き下ろした。

場面写真は、表の顔はみんなが憧れる完璧な母親である一方、家庭では感情の起伏が激しく、孤立無援の中でその矛先を我が子に向ける横暴な母親へと変貌する光子（吉田羊）の姿を捉えている。

『母さんがどんなに僕を嫌いでも』
11月16日（金）より、新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座、イオンシネマほか全国公開
監督：御法川修
原作：歌川たいじ著「母さんがどんなに僕を嫌いでも」（KADOKAWA刊）
脚本：大谷洋介
主題歌：ゴスペラーズ「Seven Seas Journey」（キューンミュージック）
出演：太賀　吉田羊　森崎ウィン　白石隼也　秋月三佳　小山春朋　斉藤陽一郎　おかやまはじめ　木野花
配給：REGENTS

【ストーリー】　タイジ（太賀）は小さい頃から大好きな母、光子（吉田羊）に愛されないまま、壮絶な家庭環境の中で育てられた。耐えかねて17歳で家を飛び出し、一人で生きてきたタイジだったが、友人の言葉に動かされ、母と向き合う覚悟をする。大人になっても自分を拒絶していた母に歩み寄り、タイジは母からの愛を取り戻すために立ち向かっていく。

©2018「母さんがどんなに僕を嫌いでも」製作委員会