絢香の書き下ろし新曲「あいことば」が主題歌に決定!篠原涼子 × 西島秀俊『人魚の眠る家』予告編

ベストセラー作家・東野圭吾のデビュー30周年を記念して書かれた同名小説を、篠原涼子主演、西島秀俊共演、堤幸彦監督で映画化した『人魚の眠る家』が11月16日より公開となる。このほど、本作の主題歌が、絢香の書き下ろし新曲「あいことば」に決定し、併せて主題歌入り予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。

篠原涼子と西島秀俊が映画初共演で夫婦役に挑み、『明日の記憶』『TRICK』『天空の蜂』の堤幸彦監督がメガホンを取る本作。娘の小学校受験が終わったら離婚すると約束した薫子(篠原涼子)と和昌(西島秀俊)の夫婦の元に、ある日突然、娘がプールで溺れたという悲報が届く。医師から回復の見込みはないといわれ、意識は不明のまま深く眠り続ける娘を前に、究極の選択を迫られた夫婦が下した決断が、やがて家族(田中泯、松坂慶子)や技術研究者(坂口健太郎)とその恋人(川栄李奈)らを巻き込み、彼らの運命を狂わせていく。

スタッフ&キャスト コメント

■絢香(主題歌)
不思議なことが。
原作と台本を読んでいると、言葉とメロディが私の中で止めどなく溢れてきて、読み終える頃に「あいことば」は形を成していました。映画に携わる方々の熱意を感じながら仕上げていくことで、より研ぎ澄ませながら世界観を創り込めた気がします。
曲をお渡ししてしばらくした後に試写を初めて観て、何度も涙しました。本当に素晴らしい作品の一部となれたこと、この楽曲を生み出すキッカケをくださったことに感謝しています。
「あいことば」は私の作曲家としてのキャリアの中で、特別に誇れる一曲となりました。

■篠原涼子(播磨薫子役)
初めて聴いた時に、ここまで作品に寄り添ってくれる歌があるのか、と震えました。物語の結末を優しく見守り、送り出してくれるような「あいことば」。映画をご覧になる方は本編で泣いて、最後にこの曲でもう一回泣けると思います。

■堤幸彦監督
見事な曲です!この映画のテーマとメッセージを深くご理解いただき、これ以上ないエンディングとなりました。本当にありがたい!感動です。

■新垣弘隆プロデューサー
絢香さんが紡ぐ、静かに寄り添いながら劇的に心を動かすメロディー、シンプルでありながら強く胸を打つ歌詞、魂を揺さぶる圧倒的な歌唱力。大切なわが子を守り抜こうとする母の愛を描いた本作の世界観を、絢香さんなら最も美しく表現できるという確信がありました。そして母親でもある絢香さんに今、どうしても歌って欲しいと思いました。「あいことば」を聴いたとき、ただ涙、涙、涙で完全に言葉を失いました。こんな名曲が誕生するなんて、“確信”などというレベルを超えてました。主題歌として書き下ろしてくれた絢香さんに深く感謝します。堤ワールドのラストを飾る絢香さんの歌声をハンカチ持参の上、劇場でご堪能ください。

『人魚の眠る家』
11月16日(金) 全国公開
監督:堤幸彦
原作:東野圭吾「人魚の眠る家」(幻冬舎刊)
脚本:篠﨑絵里子
出演:篠原涼子 西島秀俊 坂口健太郎 川栄李奈 山口紗弥加 田中哲司 田中泯 松坂慶子
配給:松竹

【ストーリー】 娘の小学校受験が終わったら離婚する。そう約束した仮面夫婦の元に、ある日突然、悲報が届く。「娘がプールで溺れた―」。愛するわが子は意識不明のまま、回復の見込みはないという。深く眠り続ける娘を前に、奇跡を信じる夫婦はある決断を下すのだが、そのことが次第に運命の歯車を狂わせていく―。

©2018「人魚の眠る家」 製作委員会